初日7Rに臨んだ浜松の29期生・関口隆広が、6周1角で同期の藤川幸宏をかわして1着でゴール。
「序盤は離されていたけど、途中から藤川くんが滑り出してきたので追いつけた。(6周1角は)突っ込んで張っちゃうと思ったけど、何とか曲がってくれました」と勝負どころのシーンを振り返った。
「乗りやすさはあるけど、体感的に進んでいない気がした。やってみたいセッティングがあるので、整備してみます」とマシンをジャッジ。白星発進にも満足することなく、さらなる上積みを図る構えだ。
前検日の10日に39歳の誕生日を迎え、自らの走りで1日遅れのバースデー勝利を飾った。「あまり実感は湧いていないですね。でも、残り少ない30代なので、これからもけがをすることなく一走一走頑張ります」と短い言葉に闘志を込めた。
大会2日目は12Rに出走。スピードには定評がある関口が“バースデーシリーズ”で奮闘する。(佐藤雄二)