ボート:ニュースボート

2021.7.28 05:00

【目指せトップレーサー(145)】木谷賢太

木谷賢太

木谷賢太【拡大】

 着実にスターへの階段をのぼっている。デビュー時から期待されてきた木谷賢太(香川)は今年2月、地元まるがめの一般戦で待望のデビュー初優勝。そして、前期(昨年11月から今年4月)は勝率6・30を稼いで今月からA1初昇級を果たした。現在、三国ルーキーシリーズに参戦中。28日の最終日は優勝戦の3枠から2回目の優勝を狙っている。

 「初優勝は地元でできてうれしかったですね。前に鳴門で予選トップで失敗してからは優勝したいという欲が強くなっていました」

 昨年10月の鳴門一般戦で優勝戦に1枠で進出したが、インで差されて3着。その“敗戦”がさらなる技術向上やメンタル強化につながったのは言うまでもない。

 そして、118期同期の栗城匠が今年5月に平和島67周年でGI覇者となったことも大きな“刺激”になっている。「いまは栗城や宮之原(輝紀)ら同期に少し置いて行かれ気味なので付いていって、一緒に上の舞台で戦いたいです」。A1になっても現状に満足せず、師匠の深川和仁からは「もっと上を目指せと言ってもらっています」と意気込む。

 9月の徳山ヤングダービーでGI初出場も決まった。同期や同世代のトップレーサーとの激突に「そこでどんな結果を残せるかが大事だと思っていますが、雰囲気も(初めてで)分からないし、楽しみは楽しみ。もちろん優勝を目指して頑張ります」といろんな思いを持って臨む構えだ。

 好きな言葉は「継続は力なり」。コツコツと努力を続けて地力アップを図ってきた。“全国区デビュー”となるヤングダービーでどんな結果を出すか、2カ月後が待ち遠しい。(渡辺宏幸)