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2021.7.23 04:54

【ニューヒーロー列伝】遠藤圭吾

遠藤圭吾

遠藤圭吾【拡大】

 大敗の中でも大いに見せ場は作った。22日の戸田ボート1Rで6着に敗れた128期のルーキー・遠藤。1周1マークは最内を差してバック2、3番手争いに加わったものの、2マークで他艇と接触して後退してしまった。

 「展開はすごくあったけど、自分の実力のなさを実感した」と唇をかむ。

 5月の平和島でデビューし、今節が6節目。

 「レース自体は慣れてきたけど、なかなか着が取れていない。1マークはいいところに出てこられるけど、どうしても道中が…」

 ここまで3着2本が最高とプロの厳しさを痛感しているが、レース内容は徐々にレベルアップしている印象だ。

 名門・横浜高校野球部出身。遊撃手として活躍した。第99回(2017年夏)、同100回(18年夏)と2年続けて全国高校野球選手権大会に出場。しかし、プロへの道は断念し、国学院大学へ進学した。

 「大学を出て、教師を目指そうと思っていたんですけど、同期や先輩がプロで活躍するのを見て、違うプロでもう1回、勝負の世界に入ろうと思った」とボートレーサーを志した。

 「長く上のクラスで続けられるように技術を磨きたい。直近の目標は今期でB1級に上がりたいけど、もう今期も折り返し地点で…。もちろん、初勝利も目指したい」

 現在、甲子園出場を懸けて地方大会が真っ盛り。母校も順当に勝ち上がっている。まずは念願の水神祭へ-。戦う舞台をグラウンドから水面へ変えた“元甲子園球児”が、全力プレーでアピールする。(渡辺寿輔)

=次回は8月13日に掲載

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■遠藤圭吾(えんどう・けいご)2000(平成12)年4月14日生まれ、21歳。神奈川県出身、東京支部。今年3月に第128期生として選手登録。現在は戸田一般戦に出走中。169センチ、53キロ、血液型A。