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2021.7.16 04:59

【水上の女神~レーサーの素顔(231)】中尾彩香

中尾彩香

中尾彩香【拡大】

 5月22日の徳山オールレディース5日目7Rに4号艇で挑んだ中尾は、コンマ11の踏み込みから一気にまくって快勝。昨年5月の若松でのデビューから165走目で念願の初勝利を飾り、レース後には水神祭を行った。

 「先頭に立って『これが1着の景色なんだ』と思いました。道中は抜かれないように慎重に走りました。徳山が終わってから先輩や家族に祝ってもらったし、(師匠の)川野芽唯さんともいろいろ話をしました」

 改めて大きな一歩を踏み出した中尾がボートレーサーという職業を意識したのは、中学3年生の頃。

 「母に竹井奈美さんと植木通彦(引退)さんのトークショーに連れて行ってもらってから、将来の夢のひとつになりました。高校2年生のときに(養成所の)試験を受けたら、1回目で合格して入所しました」

 養成所での訓練は「最初の1カ月はきつかったですけど、慣れたら大丈夫でした。きついこともあったけど、楽しいこともありましたからね」と振り返る。

 デビューから1年が過ぎて初勝利も挙げたが、レースは「難しいです」と思うようにはいかないようだ。

 「もっとうまくなりたいです。そして、レースを見てくれる人を楽しませることができるような選手になりたいです」

 6月の徳山では、128期で双子の姉の優香(20)がデビュー。沖縄県出身の姉妹レーサーとしてボート界を盛り上げるために、魅力のある選手を目指す。  (立山友基)

 =次回は8月6日に掲載

 ■中尾 彩香(なかお・さやか)2001(平成13)年6月27日生まれ、20歳。沖縄県出身。福岡支部所属。126期として20年5月に若松でデビュー。双子の姉は128期の優香(20)。特技はバレーボール。趣味は占いにいくこと。好きな食べ物は乳製品。次走は8月13日開幕の福岡一般戦に出場予定。162センチ、49キロ。血液型O。