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2021.6.4 04:58

【水上の女神~レーサーの素顔(228)】谷口佳蓮

谷口佳蓮

谷口佳蓮【拡大】

 昨年11月のまるがめでデビューを果たした谷口。3度目の地元戦となった今年5月のまるがめヴィーナスシリーズでは、果敢な走りで成長の跡を残した。

 初日2Rで初の2着に入ると、5日目4Rは全速ターンを連発。道中で競り勝って2度目の2着に入り、3連単で31万円台の高配当を演出した。

 「ターンスピードを上げるように、今は握って回ることを心掛けています」

 初参戦となった前節の江戸川では苦戦を強いられたものの、練習の成果はレースで徐々に表れている。

 谷口がボートレーサーという職業を意識し始めたのは小学校低学年の頃だ。

 「小さな頃から家族でレース場に見に行っていたらしいです。私は覚えていないんですけど(笑)」

 同様にボートレーサーを目指した兄の知優(23)は2018年5月にまるがめでデビュー。谷口は「5回くらい受験して受かったので」と高校を中退してボートレーサー養成所に入所し、厳しい訓練を経て勝負の世界に飛び込んだ。

 「レースはやっぱり難しいですね。全てにおいて先輩たちは全然違います。今はスピードを意識していますが、いずれは握ってもさばいても結果を出せるレーサーになりたいですね」

 今は実力の差を見せつけられることがほとんどだが、選手人生は始まったばかりだ。成長の余地が十分にある19歳の“これから”が楽しみだ。(立山友基)

=次回は18日に掲載

■谷口佳蓮(たにぐち・かれん) 2001(平成13)年11月14日生まれ、19歳。愛媛県出身、香川支部所属。127期として20年11月にまるがめでデビュー。兄は122期の谷口知優(23)。趣味は映画・音楽鑑賞。好きな食べ物はすし、オムライス、グラタン。次走は25日開幕の蒲郡ヴィーナスシリーズに出場予定。158センチ、45キロ。血液型A。