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2020.11.6 05:00

【水上の女神~レーサーの素顔(214)】山口真喜子

山口真喜子

山口真喜子【拡大】

 ボートレースにはいろいろな職業から転身した選手がいる。4日に終わった多摩川オールレディースに出場していた山口は、長崎県立大村城南高校を卒業後、陸上自衛隊に4年間所属していた。

 「長崎空港の近くに駐屯地があって、格好いいなと思って入りました。主に救護をしていたのですが、射撃訓練とかもやりました」

 そんな山口がレーサーへの道を目指したのは、父の勧めがあったからだ。

 「小さいころからボートの選手になれと言われていました。当時はなかなかその気になれなかったのですが、徐々に興味を持つようになりましたね」

 試験に合格し、第126期生として昨年4月にボートレーサー養成所に入所。1年間の訓練を経て、今年5月に地元の大村でデビューを果たした。

 「選手になる前はテレビで見ていて簡単だと思っていたけど、実際にレースでボートを操縦すると思うようにいかない。難しいし、改めて先輩たちはすごいなと思います。今の目標は初1着を取って水神祭を挙げたい。そして大山(千広)選手のようなスピードあるレーサーになりたいです」

 勝負の世界の厳しさを痛感する日々が続くが、ボートレーサー人生はまだ始まったばかりだ。師匠である同じ長崎支部の先輩・大串重幸(35)にペラ調整や操縦の技術を教わりながら、憧れのトップレーサーを目指して腕を磨いていく。(立山友基)

=次回は20日に掲載

■山口真喜子(やまぐち・まきこ) 1997(平成9)年3月20日生まれ、23歳。長崎県出身。今年3月に第126期生として選手登録。特技はほふく前進。趣味はカラオケ。好きな食べ物は焼き肉、甘いもの。次走は21日開幕の鳴門・男女W優勝戦に出場予定。160センチ、49キロ。血液型A。