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2020.10.25 21:00

大村『ボートレースダービー』深谷が初優出でSG初V

大村『ボートレースダービー』でSG初制覇を果たした深谷知博

大村『ボートレースダービー』でSG初制覇を果たした深谷知博【拡大】

 伝統と歴史があるSGでニューヒーローの誕生だ!! 大村ボートの「SG第67回ボートレースダービー」は25日、第12Rで優勝戦が行われ、深谷知博(32)=静岡=が、コンマ06のトップスタートから逃げ快勝。自身初のSG優勝戦で見事に王道Vを成し遂げた。優勝賞金3900万円を加算し、獲得賞金は約8983万円。賞金ランク5位に浮上して、初のグランプリ出場を確実にした。前年覇者の毒島は2着。3着には6枠の佐藤が入った。

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 12年のキャリアで初のSG優勝戦。しかもインが強い水面として知られる大村で、人気を集める1号艇。想像できないほどの重圧がかかる中でも、静岡支部の次世代エース候補である深谷は文句なしの圧逃でSG初優出Vを果たした。

 「ホッとしました。一日が長かったです。考えるとプレッシャーがついてくるので、何もしないことを意識して過ごしていました」

 2節前の徳山、前節の平和島とGIで連続して予選敗退。年末の平和島グランプリ(12月15日開幕)出場へ向けて、「ここが踏ん張りどころ」と気合を入れ直して今節に臨んだ。

 序盤から好調をキープして、3日目から3連勝で予選をトップで通過。準優と優勝戦はともに力強い逃げで外の攻めをシャットアウト。まさに王道のレース運びで歴史と伝統のある大会にその名を刻んだ。

 「1マークでハンドルを切って、しっかりかかってくれたので大丈夫と思いました。勝率がないと出られないSGですから、勝ててうれしいですね」

 2016年3月に同じボートレーサーの鎌倉涼(大阪支部)と結婚。公私ともに支えてくれる妻には「やりました!!」と、満面の笑みで画面越しに感謝の思いを伝えた。

 この優勝で獲得賞金ランクは5位まで上昇し、グランプリ出場に当確ランプがともった。レース後にピットで祝福してくれた菊地孝平は同4位、徳増秀樹は10位につけており、静岡支部の先輩とともに大舞台に立つことが決定的となった。

 「(2人と)一緒にグランプリに行きたいと思っていました。この結果に満足せずに、気を引き締めていきたいですね」

 人気と実力に、実績も加えたボートレース界を代表する“イケメン”が、勢いに乗って初の年末1億円バトルに挑む。(立山友基)