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2020.10.17 11:00

【ボートレースダービー】ダービーとは&注目選手

 ボート界最強決定戦といえるボートレースダービー。出場するのは選考期間内(前年の8月1日~当該年の7月31日)の勝率上位者に、優先出場権を持つ前年度覇者、前年のグランプリ優出者、直前のSG(メモリアル)優勝者を合わせた52人。レースの格を問わず、年間を通して好成績を残した選手しか出場することができない、権威のある大会だ。今回の舞台はボートレース発祥の地・大村。SGは昨年9月の第65回メモリアル以来、約1年ぶり7度目で、ダービーは初の開催となる。

 大村の通算勝率はメンバー最高の8.14を誇る原田幸哉に注目したい。2002年のモーターボート大賞で当地初Vを達成し、4度のGIを含む12Vをマーク。そのうち2017年4月に愛知支部から長崎支部へ移籍して以降では、直後のダイヤモンドカップを制するなど7Vを挙げる活躍を続けており、今や長崎のエースとして君臨する。賞金ランキングは15日終了時点で32位。ここでV奪取なら17年以来6度目のグランプリ出場へ大きく前進するだけに、地元開催でより一層、気合が入るシリーズとなろう。SG初制覇を遂げた02年の第49回(平和島)以来2度目のダービー制覇へ全力を尽くす。

 06年の第53回(福岡)で準Vの吉川元浩も、大村巧者の一人だ。当地はGII以上での優勝はないものの、2度のSGを含む13優出で4Vをマーク。昨年のメモリアルでは準優3着で優出を逃したが、9戦で6度舟券に絡む活躍を見せた。賞金ランクは峰竜太に次ぐ2位で、その差は約4000万円。優勝賞金3900万円の今大会を制して首位奪還に望みをつなぐ。3月の平和島クラシック以来、今年2度目のSG戴冠へ意欲を燃やす。(佐野友記)