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2019.12.6 04:55

【水上の女神~レーサーの素顔(192)】村上奈穂

村上奈穂

村上奈穂【拡大】

 学生時代はバスケットボールで汗を流した村上。スポーツ少女がボートレースの世界に足を踏み入れたのは、父親から勧められたからだった。

 「最初は反抗していたんですけど、結局は自分がハマってしまって。父に導かれたような気がします」

 2014年11月に宮島でデビューを飾り、16年3月に念願の初勝利。今期、そして2020年前期(来年1月~)の適用勝率はともに4点台と地力は徐々にアップしている。

 「でも、自分としては以前よりもレースがこぢんまりとしている気がして。足を仕上げ切れないのもあるけど、レースの仕方を忘れてしまったというか…」

 今年に入って予選突破の回数は増えてきたが、持ち味の思い切りの良さが影を潜めており、それは本人も自覚しているようだ。

 「やっとスタートで遅れることがなくなってきたし、もっとアグレッシブに豪快に攻めるレースがしたいです。自分は“ビビり”なので、今は絶賛メンタル強化中です」

 レーサーとしてのキャリアはまだ5年。これからいろいろな経験を繰り返し、技術面だけでなく、精神面でも成長を遂げるはずだ。

 「誰にも言っていない、秘密の目標もありますからね」と含み笑い。これからは攻めの走りに磨きをかけて、自分の中に掲げた目標の達成を目指していく。(立山友基)

 =次回は20日に掲載

 ■村上 奈穂(むらかみ・なほ)1993(平成5)年1月13日生まれ、26歳。島根県出身。広島支部所属。2014年9月に第115期生として選手登録。趣味は手芸、映画鑑賞。好きな食べ物はチーズケーキ、アイスクリーム、ラーメンなど。現在は戸田ヴィーナスシリーズに出場中。156センチ、48キロ。血液型AB。