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2021.7.25 04:56

【25日飯塚8R】ゆうじ散歩

辻大樹

辻大樹【拡大】

 4日目1Rでは、飯塚の28期生・辻大樹が、10メートルオープンの1枠からトップの飛び出しを決め、後続を離して逃げ切った。

 「いいスタートが切れました。いつもはハンデが前から走っているので、“失敗して後ろの人に迷惑をかけちゃいけない”と思って慎重に切っているんですけど、今回は後ろに誰もいないので、失敗を恐れず思い切っていけるのがいいですね」と持ち味とするSが決まっている様子だ。

 初日から3、5、4着と善戦はしていたが、ようやく結果に結びつけた。「エンジンが大したことなかったので、前検日にヘッドの部品を換えて少し底上げができたかな。でも、アクセルを絞ると立ち上がりで加速しない。絞り切らないでいくとコーナーが丸くなってしまうんです。欲をいえば立ち上がりを良くしたいので、ヘッド回りを調整してみます」とさらなる上積みを求めて整備に着手する。

 「自信がなくなってきたところだったので、1着が取れてうれしい。プレミアムカップは、SGよりもメンバーがそろっている厳しい大会ですから。でも、今節はまだひとりも抜いていないんですけどね」と久々の1着にも苦笑い。

 「追加あっせんで1本取れて部品代を回収できたのでもう満足です(笑)。最終日も、ちぎられないようにSだけは集中していきますよ」と気を引き締める。

 最終日は8Rに出走。全国ランク1位の青山周平を筆頭に強力なメンバーがそろったが、自信を取り戻した辻が持ち味とする飛び出しを決めて奮闘する。

佐藤雄二(さとう・ゆうじ) オート担当

プロフィル

サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。