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2021.7.18 04:56

【18日川口12R】ゆうじ散歩

池田康範

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 55度の熱走路で行われた3日目9Rの準決勝B。1着が優出の条件となる勝ち上がりの厳しいレースを、山陽の21期生・池田康範が制して優出一番乗りを果たした。

 「今はハンデが軽くなっているし、ましてこの暑さですからね。逃げるには有利ですよ」と2019年12月の飯塚(8着)以来、1年7カ月ぶりの優出に満面の笑み。

 「下回りから整備をして、前節から車を乗り替えました。雨ばかりで動きがはっきり分からなかったけど、晴れで走れた最終日は、スムーズに回転が上がってくる感じでした」と分析。前節GII山陽王座チャレンジカップの2日目から補充で出場し、“A・スパニエル”にマシンをチェンジしたことも正解の様子だ。

 今節は初日から3、3着と勝ち切れない状態で迎えた3日目・準決勝Bで見事に白星をゲット。「ヘッド回りとキャブを調整して、2日目よりは止まりが少し良くなった。だけど、レースの後半はコーナーが曲がりづらかった。もう少しだけ止まるようになればいいんだけどね。キャブだけ調整してみます」と優勝戦へ向けて整備の方向性も定まっている。

 「止まりが悪いぶん、向きの変わりが遅くなる。もう少しブレーキが利いてくれれば奥まで突っ込めるようになるだろうし、ペースも上げられると思う」と逃げる展開に適したマシンに仕上げる構え。「タイヤは悪くない。交換して跳ねたりするのが嫌なので、このタイヤを軽く掘っていく予定」と足回りは問題ないようだ。

 最終日は12R・優勝戦に出走。山陽のベテランが、熱走路を生かして奮闘する。

佐藤雄二(さとう・ゆうじ) オート担当

プロフィル

サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。