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2021.7.17 04:55

【17日川口6R】ゆうじ散歩

信沢綾乃

信沢綾乃【拡大】

 2日目の1Rで、川口の34期生・信沢綾乃が、0ハン先行から後続を離してシリーズ初白星を挙げた。2節前の2日目5Rで落車をしているが、マシンのダメージはなさそうだ。

 「落車の後にフレームを新品に交換して、エンジンも下回りから組み直しました。部品も大丈夫でしたし、幸い体も何ともありませんでした」とはにかむ。

 「前節と2節前が消音マフラーだったので、通常マフラーになった今回は乗りづらさがあったんです。練習タイヤではすごく乗りづらかったんですけど、レース用のタイヤに交換したら、試走3秒35が出たし、練習のときより感じは良くなりました」。マシンの状態が上向き、笑みがこぼれた。それでも「乗りやすかった2節前の最終日に比べたらコーナーのスピードが足りないし、キャブを調整して上積みは狙ってみます」と満足はしていない。

 前節初日に湿走路で行われたガールズ王座川口予選では、同期の本田仁恵との競り合いを制して1着でゴール。

 「うれしいです。実は6月の浜松遠征で一緒だった佐藤(摩弥)さんから帰る途中に、『(同じ川口の)片野(利沙)と本田(仁恵)が勝ったんだから、次は頑張りなよ』と言われていたんです。その通り実行できてよかったです。若井(友和)さんからも、『雨で外を走る場合は、内を走る人より奥まで突っ込まないと駄目』と言われていたことをレースで実践できたし、雨はだんだんと自信がついてきました」

 激闘のレース振り返るとともに、アドバイスをしてくれた師匠へ感謝の言葉を口にした。

 当面の目標を聞くと、「今はS級の40メートル前で走っているので、早く30メートル前になりたい。同期のほとんどは自分より後ろから走っていますから」と厳しいハンデ条件になることを望んでいる。

 「次の節からハンデを重くしてもらえるように、3連勝を目指します!!」

 3日目は6Rに出走。エンジン、タイヤともに手応えを得ている地元期待の女子レーサーが、まずは連勝を狙う。

佐藤雄二(さとう・ゆうじ) オート担当

プロフィル

サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。