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2021.5.5 04:57

【5日川口7R】ゆうじ散歩

伊藤正真

伊藤正真【拡大】

 3日目2Rでは追い上げ届かず4着に敗退した伊勢崎の33期生・伊藤正真が、マシンの仕上げに苦しんでいる。

 「跳ねもないのにエンジンが進んでくれない。特に手前が弱くてレース足がないんですよね」と表情を曇らせる。「先で少し伸びるから前には追い付くんですけど、立ち上がりでタイヤがかからないし、無理して早くアクセルを開けると滑ってしまう。非常に厳しい戦いです」と苦笑した。

 前節のSGオールスターでは6、5、7、7、5着と見せ場は少なかった。「フライングを持っていたし、エンジンもあまり状態が良くなかった。気持ちが上向かないまま来てしまい、歯が立たなかった」。悔しい思いはしたが、「SGの雰囲気を味わって、一流選手の方々に話を聞いたり、仕事量だったり、いろいろ勉強にはなりました。スタート力や、さばく技術なども後ろから見ていたので…。着は残せなかったけど、得るものがありました」と前を向く。

 最終日に向けての作業を聞くと、「少しでもいい気分で帰りたいので整備をやります。良くなりそうな兆しはあるので、ヘッド回りと電気を調整してみます」と伊藤真。「2日目の後にワイヤーを換えて、スタートの感じは良くなっています」と前向きな材料もあり、諦めずに調整で上積みを図る構えだ。

 「SGは今まで3度出たことがあるんですけど、ファンに投票していただいて出場できるオールスターだけなんです。他のSGにも自力で出れるようになりたい。そのためには今の成績では駄目ですね。しっかりエンジンを作って、もっと成績を安定させないと。どんなところでも戦えるように、乗るほうも整備力も身につけたい」

 最終日は7Rに出走。同じ伊勢崎に所属する偉大なるSGレーサー・伊藤正司を父に持つ2世レーサーが、最終日の奮闘を誓った。

佐藤雄二(さとう・ゆうじ) オート担当

プロフィル

サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。