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2021.1.26 10:13

森且行、接触落車で骨盤骨折…全日本選抜は絶望的

24日の飯塚オートで森且行が落車、骨盤を骨折していることが分かった

24日の飯塚オートで森且行が落車、骨盤を骨折していることが分かった【拡大】

 オートレースで活躍する元SMAPの森且行(46)が24日、福岡・飯塚オートレース場の第11レースで落車。骨盤骨折の大けがを負い、救急搬送されてそのまま入院した。全治期間や復帰の時期は不明。ネットには心配するファンの声があふれた。

 恐怖のアクシデントはスタートして間もなく起こった。8選手による特別選抜戦に臨んだ森は、7番車でスタート。外から攻めようとしたが、バランスを崩した内の新井恵匠と接触し、もつれるように激しく転倒した。

 オートレースは平均速度が100キロを超える命懸けの競技。走路には火花が散り、森はコースの外側にある金網まで吹き飛ばされた。福岡県内の病院へ救急搬送された際も意識ははっきりしていたというが、オートレースを管轄するJKAによると、骨盤の骨折が判明したという。骨盤骨折は一般的に完治まで数カ月を要する重傷。手術を受ける可能性もあり、2月19日に開幕するSG全日本選抜(静岡・浜松オートレース場)の出場は絶望的とみられる。

 森は昨年11月、SG日本選手権オートレースで優勝。デビュー24年目で悲願の“日本一”に輝いた。この快挙にかつての仲間たちも歓喜。元日に放送されたABEMA「7・2新しい別の窓 元日スペシャル」では、新しい地図の稲垣吾郎(47)、香取慎吾(43)、草彅剛(46)と共演して、祝福されたばかりだった。

 事故当日は詳細な情報が発表されず、ネット上には衝撃的な落車映像を見たファンから「森くんはどうなったの?」「心配で眠れない」などと不安視する声が相次いだ。

 森はデビュー前の養成所時代にも事故で大けがを負い、同期よりも実戦デビューが遅れた経緯がある。そこから不屈の闘志ではい上がり、オート界のトップレーサーへと上り詰めた。オート界を背負う人気レーサーの回復と復帰が待たれる。

 ■森 且行(もり・かつゆき) 1974(昭和49)年2月19日生まれ、46歳。東京・足立区出身。88年4月に結成されたSMAPのメンバーとなる。96年5月に卒業。オートレース選手養成所を経て、97年6月に25期生として選手登録された。昨年の日本選手権(川口)でSG初制覇。通算682勝、優勝32回。177cm、59キロ。血液型B。

 ◆プロ選手は復帰が早くなるケースも…中央競馬のスーパースター、武豊騎手(51)も2002年2月に落馬事故で骨盤骨折を経験している。全治6カ月の診断を受けながら、驚異的な回復力で約2カ月後に実戦復帰。骨折の程度にもよるが、一般人と鍛え方が違うプロアスリートは早期の復帰が可能なケースもある。