【全プロ記念競輪】太田竜馬がVで徳島勢ワンツー!

2019.5.26 19:52更新

全プロ記念競輪を制した太田竜馬

 地元地区の徳島コンビでワンツー決着-。松山競輪場で開催された『2019年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪』(FII)は26日、第12Rで『スーパープロピストレーサー賞』が行われ、打鐘4角から巻き返した太田竜馬(23)=徳島・109期=が郡司浩平をまくり切って同レース初制覇を飾った。2着には小倉が流れ込み、太田ラインを追った郡司が3着に入った。人気を集めた昨年の覇者・平原康多は、仕掛けられず5着に終わった。27日は、『第66回全日本プロ選手権自転車競技大会』が行われる。

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 地元地区の若きエースが意地を見せた。太田竜馬が“瀬戸風バンク”を一気に駆け抜け、タイトルホルダーら強敵を相手に頂点に立ってみせた。

 「いつも作戦は考えていないので。でもスタートが前になったので、誰か来たら引くとは決めていました。あとは行けるタイミングで仕掛けただけです」

 前受けからのレースとなった決戦だったが、赤板で郡司に抑えられるとすかさず8番手に車を下げた。そして打鐘4角から持ち前のダッシュ力を生かした仕掛けで出切ると、番手の小倉を振り切ってゴールへ真っ先に飛び込んだ。

 「最近はスピードに自信を持って走れているので、それを生かせたかなと思います。でも、まだまだだと思うので、もっとスピードに磨きをかけたいですね」

 経験を積んで精神的にも肉体的にも一回り大きくなったが、現状には満足していない。だから笑顔も一瞬しか見せなかった。ビッグレース制覇という目標に向かって、さらなるレベルアップを図っていく。

 「まだ足りない部分は多いので、成長を見守ってくれたらなと思っています。中四国を盛り上げていけるように頑張りますので、応援お願いします」

 表彰式ではファンの前でさらなる飛躍を誓った。

 きょう27日の『第66回全日本プロ選手権自転車競技大会』では、同県の久米康平、島川将貴とチームスプリントに出場。競技でも存在感を放つ。(仲野谷有紀)