【みんなの反省会】中京記念~グルーヴィット◎も前走の評価で2着が抜けたby藤岡TM

2019.7.21 18:11更新

ハナ差でクリノガウディーを交わし中京記念を制したグルーヴィット(左から2頭目)

デスク 夏の中京開催を締めくくるGIII・中京記念は、松山騎乗で単勝3番人気のグルーヴィットがV。ゴール前はハナ、クビ、クビ差の大激戦だった。勝ち馬は藤岡敬司トラックマン(TM)の◎だったな。

藤岡TM 一旦は好位につけたのですが、軽く気合をつけつつの追走で少しポジションが下がってしまいました。それでも、直線で追い出すと外からしっかりとした伸び脚を見せてゴール寸前で前を捕らえ、後続の追撃もハナ差でしのぎました。前走のNHKマイルカップ(10着)は、大事なところで前がふさがって力を出し切れていなかったんです。ハンデは52キロで、中間の動きもよかったし、勝負になると思って本命にしました。能力のあるところを見せてくれました。ただ、おもしろくなかったです。

デスク というのは2着のクリノガウディーが無印…。反省の弁を聞いておこうか。

藤岡TM 少し行きたがる感じもあったのですが、うまく我慢させて勝負どころからジワッとスパート。直線は勝ち馬の外から一歩一歩差を詰め、ハナ差まで詰め寄ったところがゴールです。前走のNHKマイルC(14着)がピリッとしなかったので半信半疑なところもありましてノーマークになってしまった。立て直して馬も元気よかったし、GI2着(朝日杯FS)はフロックではなかったですね。

デスク 前走の評価で明暗が出たってとこか。残念だったな。3着は1番人気のプリモシーン。牝馬で55・5キロのハンデでよく頑張っていた。

藤岡TM 前よりの中団で落ち着かせ、その後は流れに乗ったレースでした。勝負どころから馬なりでジワッと射程圏に取り付き、直線で前を捕らえて一旦は先頭に立つ場面もありましたしね。斤量差が出たのか最後は差されて3着でしたが、仕掛けが早かったとは思わないですし、評価の下がる内容ではなかったです。

デスク ミエノサクシードがいい脚で突っ込んできた。

藤岡TM 後方からのレースで道中は内めをロスなく運び、直線に入ったときも手応えは楽だったのですが、なかなか前が開かず、追い出したのはラスト1ハロンくらいから。それでも小差の4着に食い込みましたからね。スムーズならもっと際どかったでしょうね。

デスク 他に目についた馬は?

藤岡TM 5着のグランドボヌールは2番手から運んで見せ場はたっぷり。オープンでもめどが立ってきました。6着のジャンダルムもスパッとは切れなかったものの、しぶとく脚を伸ばしていたし、立ち直りのきっかけをつかんだのではないでしょうか。

デスク 結果は3歳馬のワンツーフィニッシュだったが、もう1頭の3歳馬、2番人気のカテドラルは8着に終わった。

藤岡TM 自分の型で競馬はしていると思いますが、跳びがきれいな馬なので馬場(稍重)が合わなかったみたいですね。

デスク 今年の3歳世代はレベルが高そう?

藤岡TM 斤量差もありますし、予想をするにおいて世代がどうこうより、その馬その馬をどう見るかが大切ですから。僕は個を評価します。でも、クリノガウディーは他に気になる馬がいなかったら印は届いていたかなぁ…。

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藤岡敬司(ふじおか・けいじ) 関西エイト想定班 

近走内容・直感

本命~穴

馬連・WIN5

プロフィル

1966年生まれ、京都府出身。ギャンブル好きから、競馬に興味を持ち、この世界へ。TMデビューは1994年7月。予想においては取材や論理も大切だが、ギャンブル的なカンやヒラメキも重要だと思っている。その昔、某競馬ゲームの公式大会で優勝したのが唯一の自慢!?

予想スタイル

基本的には近走のレース内容を重視。それに取材の感触や、調教、展開、あるいはパドックでの印象(前走時)などを加味して味付け。