【フェブラリーS】山田オーナー「また駄目かと…」

2018.2.19 05:05更新

ノンコノユメの山田和正オーナー(左)と馬名の由来となった長女の、のどかさん (撮影・奈良武)

 第35回フェブラリーステークス(18日、東京11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、ダ1600メートル、1着本賞金1億円=出走16頭)クビ、クビの大接戦を制しての美酒。馬主になって22年目にしてのJRA・GI初制覇にもハラハラドキドキはしなかったそうだ。山田和正オーナー(70)=(株)ライフ白銅取締役=は、ゴール前の叩き合いには「また駄目かってね、だから」と言ってはにかんだ。半ば諦め気味だったのもやむを得まい。

 しかし、勝利の女神はほほ笑んでくれた。この日は長女・のどかさん(40)と応援。母ノンコの名前は、のどかさんが幼い頃に呼ばれていた愛称に由来。その子に夢を託してノンコノユメと名付けた。のどかさんは「3歳のいい頃の走りが戻ってきていたので、やってくれると思っていましたので、“やった”って叫びました。ようやく父の夢がかなって本当に良かった」と頬を紅潮させた。

 共有オーナーであり生産者の社台ファームの吉田照哉代表と山田オーナーは、慶応高校、大学でのクラスメート。吉田代表は「蹄(ひづめ)が悪く、それをかばって背、腰まで痛がって。1年間ぐらいしっかりケアしたのが、この結果につながったんでしょう」と話した。

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