【沢田康文の欧州リポート】オーウェン氏、騎手デビュー2着

2017.11.29 05:01更新

 先週末、英国のアスコット競馬場では2日間にかけてプリンスズ・カントリーサイド・ファンド・レーシングウイークエンドというイベントが開催され、この中のチャリティーレースでサッカー元イングランド代表のマイケル・オーウェン氏(37)が騎手デビューを果たした。

 この日のために半年以上特訓を積み、レース直前の3週間で9キロ減量して紺色の勝負服でターフに登場。芝右回り1400メートルで行われたレースは、カタールのファハド殿下を含む10人のアマチュアによって争われ、27戦4勝の騎乗馬カルダープリンス(セン馬4)はスムーズに4コーナーを回ると、一旦は先頭に立つ見せ場をつくり、勝ち馬から約3馬身差の2着に健闘した。

 「本当に楽しかったし、2着に入れてうれしい。アスコットの直線はタフで長くて、最後は足に力が入らなかった。でも人生の中でも特別な時間になりました」とオーウェン氏。今後については「4人の子供もいるから無理はできないし、もう一度やるかは分からないけど、慈善団体の資金を調達することも素晴らしいことでした」と慎重だったが、英国の一般メディアも取り上げるなど高い関心を集めた。

 オーウェン氏は競馬に造詣が深いことで知られ、2014年には所有馬のブラウンパンサー(牡、父シロッコ)がGI愛セントレジャーを制覇している。 (在仏競馬記者)