【フォワ賞】サトノダイヤモンド堅い!人気断然、デキ万全

2017.9.5 05:02更新

サトノダイヤモンド(左)は1週前追いで僚馬サトノノブレスとの併せ馬を消化。渡仏後も調整は順調そのものだ (c)aprh

 日本では秋競馬開幕の週に、フランスでも重要なレースが行われる。サトノダイヤモンドが出走するフォワ賞(10日、仏シャンティイ、GII、芝2400メートル)だ。本番の凱旋門賞と同じ条件のステップレースで、圧倒的人気に推されることは確実。国内での馬券発売は行われないが、ファンの注目を集めて、日本の期待馬が渡仏初戦に挑む。

 一歩ずつ、着実に、準備を整えている。日本の期待を背負ったサトノダイヤモンドが、僚馬サトノノブレスとともにフランスで順調に調教メニューを消化。今週末に控える前哨戦のフォワ賞に向け、態勢は万全だ。

 「すっかり環境に慣れてリラックスしています。(2日の)追い切りもいい感じでした。順調です」

 同行している担当の中澤助手が愛馬の調整過程に太鼓判を押す。8月20日に仏シャンティイの小林智厩舎へ到着。2012、13年にオルフェーヴル(2年連続凱旋門賞2着)を受け入れた日本人トレーナーのもと、フランスでの調整にも問題なく順応している。

 本番の凱旋門賞(10月1日、仏シャンティイ、GI、芝2400メートル)は日本馬が厚い壁にはね返されているが、前哨戦となれば話は別だ。フォワ賞は日本馬が延べ10頭挑戦して、3勝2着3回の好成績。中2週の本番へ余力を残した仕上げでも、十分勝ち負けになるレースだ。

 そんな日本馬の実力は英国のブックメーカーも認めている。出否が流動的な登録馬が多い中、確実に出走する方針のサトノダイヤモンドには各社とも断トツのオッズを提示。GI2勝の実績を考えても、いわば勝って当然とみられている。

 天皇賞・春はまさかの3着に敗れたが、宝塚記念を自重したのも秋を見据えてのこと。「体調が良く、デキもいいです」(中澤助手)という状態にあるのは、陣営の英断が奏功したものだ。狙っているのは、もちろん日本馬初の凱旋門賞制覇。そのためにも、このフォワ賞は負けられない。

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