【産経賞セントウルS】フィドゥーシア、スプリント女王へ邁進

2017.9.4 17:03更新

フィドゥーシア

 秋の阪神のオープニングは、今年から“産経賞”にリニューアルした電撃戦。サマースプリントシリーズ最終戦「第31回セントウルS」(10日、GII、芝1200メートル)が行われる。夏はもちろん、秋の王者も見据えるのがスプリント女王ビリーヴの子フィドゥーシアだ。

 快速フィドゥーシアのターゲットは、まずはサマースプリント王者。アイビスSDは無念のクビ差2着で現状は5ポイント(10位タイ)だが、GIIで突き抜ければ12ポイントを加算。現在首位の“おじいちゃん”エポワスを一気に捕らえることが可能だ。

 前走は石橋騎手が「これで何が足りないのか…」とうつむくほどのほぼパーフェクトな内容。素直に“千直職人”西田騎手=ラインミーティアの技量を褒めるべきで、“10ポイント級”のパフォーマンスといえた。「勝った馬にうまく乗られただけで、自身のスピードは見せられた」と、松元調教師にも悲観の色はない。

 GIIの今回も強調材料はある。過去5年で逃げ馬が3勝と、阪神開幕週の典型的な前残り傾向。千直でもハナを主張してきた快速娘にベストオブベストの条件といえる。

 「5歳にして完成の域に達してきた感。スプリンターズSでも色気が持てるような結果を期待したい」とトレーナー。ここも勝てば、かつて母ビリーヴ(02年スプリンターズS、03年高松宮記念)が極めた頂点も自然と視界に入る。今の充実ぶりなら、“二兎をも得る”最高のシナリオが待っているかもしれない。(夕刊フジ)

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