【BLOOD】アーサー、母父のスピードが舞台にマッチ

2017.5.24 17:07更新

サトノアーサー

 今週は競馬の祭典、東京優駿だ。先週のオークスは“ハービンジャー間違い”をしてしまったが、予想の流れとしては悪くない。

 さて、今年の3歳牡馬戦線は混戦といってよかろう。皐月賞の結果がそれを象徴し、NHKマイルCでも牝馬のワンツーを許してしまった。ゆえに皐月賞組やNHKマイルC組ではなく、本命は別路線から選ぶ。サトノアーサーだ。

 父ディープインパクトについては説明不要だろう。昨年のワンツーなど過去3頭のダービー馬を輩出。母父リダウツチョイスはデインヒル系のスピード型で、近年のダービーがスピード決着になりやすい分、この舞台は向くはずだ。昔なら東京競馬場は底力がないとこなせないとされていたが、今は割と器用さやスピード能力で克服できるコースになってきたともいえ、その意味でもこの血は合う。

 そもそも、きさらぎ賞と毎日杯で2着し、必要な賞金を持っていながら皐月賞をパスしたあたり、ダービー一本に絞ったローテーションには好感が持てる。毎日杯では同厩の皐月賞馬に敗れたものの、1秒も上回る超速の上がりを叩き出しており、逆転は十分だ。

 アルアインは△にとどめ、対抗は皐月賞で本命にしたスワーヴリチャードとする。皐月賞で内枠に入り、いったん下げて差してきたが届かなかったハーツクライ産駒という点は、3年前に勝ったワンアンドオンリーにそっくり。巻き返しも可能だろう。

 ▲にアドミラブル。こちらはフサイチコンコルドの近親で青葉賞のスケールも大きかったが、2400メートルが3戦連続となるローテにやや不満。弥生賞馬はダービーで強く、前走が隠れみのにもなりそうなディープ産駒のカデナにも注意だ。 (アサカ・リョウ)

(夕刊フジ)

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