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【京都記念】マカヒキ、4歳初戦で進化証明

2017.2.7 05:04更新

凱旋門賞では完敗したマカヒキだが、さらなる成長を感じさせる仕上がり。今年の初戦に向けて、順調そのものだ

 今週の京都メインは、古馬の強豪が集うGII京都記念(12日、芝2200メートル)。昨年のダービー馬マカヒキが、ここで始動する。春は国内に専念することが決まっており、復権に向けて大事な今年の初戦。昨年10月の仏GI凱旋門賞14着以来となるが、仕上がりは良好で、ダービー馬の底力を見せつける態勢は整った。

 昨年のダービー馬が、改めて力を示すときがきた。マカヒキは昨秋の凱旋門賞14着以来でも、乗り込み十分。能力を発揮できる状態だ。ハイレベルな現4歳の中でも最強クラスの走りで、国内のファンを魅了する。

 「(同世代の)サトノダイヤモンドも強くなっているようですから。マカヒキもさらなる飛躍の年にしたいですね」

 栗東トレセン全休日の6日朝、大江助手が意欲を口にした。ダービーでハナ差くだしたライバルは菊花賞、有馬記念を制覇。マカヒキも、後れを取ってはいられない。

 今年は1月7日に帰厩し、順調に調教を積んできた。大江助手は「帰厩したときから体は緩んでおらず、すぐ動けそうでした。まだ成長しそうですが、大人の骨格になってきました。もともとおとなしい馬ですが、フランス遠征を経験して、さらに動じなくなっています」と肉体面、精神面の進化を実感している。

 先週2日にはCWコースで7ハロン96秒4、ラスト1ハロンは11秒5と抜群の瞬発力を見せ、僚馬2頭に大きく先着。大江助手は「すごくいい動き。あれで仕上がったし、(復帰)初戦とすれば、いい状態です」と胸を張る。

 ニエル賞を制して臨んだ世界最高峰の舞台は14着に大敗。外枠も響いたが、行きたがってスタミナを消耗し、失速した。大江助手は「初めて力みました。それがすべてだと思います。次はリラックスして走れるように、と調整してきました」。今は落ち着いた様子で調教をこなしており、力を出し切れるはずだ。

 陣営は今回、鞍上に英国の名手、ムーア騎手を配した。その後は、大阪杯(4月2日、阪神、GI、芝2000メートル)でキタサンブラックとの初対決が待つ。ここは勝利が求められる戦いだ。

 「関西で走るのは昨年の若駒S(1着)以来1年ぶりですが、京都の外回りは合うと思うので、いいところを見せたいですね」。新たな歴史を刻むための再スタートに、大江助手は力を込めた。 (片山和広)

★京都記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★マカヒキの競走成績はこちら

★ダービー馬の4歳初戦

 過去10年のダービー馬は、2012年ディープブリランテ(引退)を除く9頭が4歳時も現役を続けた。その4歳初戦は、3勝、2着2回、3着2回。07年ウオッカ(牝馬)が京都記念6着、09年ロジユニヴァースが日経賞6着に敗れた例があるとはいえ、4歳になってもダービーを勝った力を発揮するケースが多い(年はダービー優勝時)。

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