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【きさらぎ賞】レース展望

2016.2.1 18:18更新

新馬戦の“5億円対決”で話題となったサトノダイヤモンド(左端)とロイカバード(右端)が重賞の舞台で再度激突する 

 京都の日曜メーンは3歳馬によるGIIIきさらぎ賞(7日、芝1800メートル)。過去10年の勝ち馬を見ると、2006年ドリームパスポート(皐月賞&菊花賞2着)、07年アサクサキングス(ダービー2着、菊花賞1着)、09年リーチザクラウン(ダービー2着)、12年ワールドエース(皐月賞2着)、15年ルージュバック(オークス2着)とクラシックで好走し、06年の2着馬メイショウサムソンは皐月賞、ダービーの2冠を制覇。今年のクラシック戦線を占う意味でも、非常に重要な一戦になる。近年は出走頭数が少なく、今年も登録が11頭しかいないが、素質馬が顔をそろえた。

 最大の焦点は、ディープインパクト産駒2頭による2度目の“5億円対決”だ。

 13年のセレクトセールに上場され、2億4150万円(税込み)の高額で落札されたサトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡)は、新馬→500万下と芝2000メートル戦をいずれも楽勝して能力の高さをアピール。「ディープインパクト(産駒)にしては燃えすぎないのがいい」と2戦で手綱を取ったクリストフ・ルメール騎手は絶賛する。今回は初めての重賞挑戦になるが、3戦目でさらに進化した姿を見せてくれそうだ。

 対するロイカバード(栗東・松永幹夫厩舎、牡)は、同セールでサトノを上回る2億5200万円(税込み)の最高価格で落札された。デビュー戦はサトノに屈して2馬身半差の2着に敗れたが、その後は未勝利→福寿草特別と連勝。松永幹夫調教師は「福寿草特別を勝てば、このレースへと思っていた。まだまだ良化の余地がある」とリベンジに燃えている。母はアメリカの名牝アゼリという良血馬でもあり、キャリアを積んできた今回は逆転を見込んでの参戦だ。

 ディープ産駒はもう1頭、レプランシュ(栗東・高野友和厩舎、牡)が出走予定。新馬勝ち後のアイビーSは7着に敗れたが、続く前走のシクラメン賞を勝負強い内容で制している。当時は超スローペースだったとはいえ、直線に坂がある阪神で上がり3ハロン33秒1(メンバー最速)をマークしたのは高く評価していい。阪神以上に上がりが速くなる傾向が強い京都外回りは、初出走でもプラスになるはずだ。

 ロワアブソリュー(栗東・須貝尚介厩舎、牡)は、昨年12月の阪神新馬戦を逃げて楽勝した。当時の2着馬ミッキーロケットは次走の未勝利を勝ち、続く梅花賞でも2着に好走したように、決して相手に恵まれたものではない。キャリア1戦でも侮れない存在だ。

 他では、安定感があるノガロ(栗東・音無秀孝厩舎、牡)、ジョルジュサンク(栗東・鮫島一歩厩舎、牡)も、上位争いが望める実績の持ち主。少頭数でも波乱になった例があるレースだけに、展開面も含めて伏兵馬の台頭には注意を払いたい。

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