カリフォルニアクローム陣営が来日を検討
2014.11.6 12:00更新
今年の米国2冠馬で、1日に行われたブリーダーズCクラシックで3着だったカリフォルニアクローム(米国=アート・シャーマン厩舎、牡3歳)が、チャンピオンズC(12月7日、中京、GI、ダート1800メートル)への参戦を検討していることが分かった。アメリカの競馬専門誌「ブラッドホース」が報じている。
ジャパンCダートから衣替えして中京で行われるダート決戦に、大物の名が浮上してきた。カリフォルニアクロームは今春の2冠を制してアメリカ中の注目を集め、惜しくも3冠を逃したもののBCクラシックで僅差の3着に好走。依然としてトップクラスの実力があることを誇示している。
同馬はすでにチャンピオンズCの選出馬として発表済み。管理するシャーマン調教師は、長輸送距離と検疫期間の長さを懸念して遠征に消極的だが、オーナーサイドは参戦を熱望している。新装される砂の大一番にビッグネームの登場となるか。その動向が注目される。