『宮島チャンピオンC』稲田浩二が2回目のGI制覇

2020.9.15 18:15更新

宮島チャンピオンカップで2回目のGI制覇を果たした稲田浩二

 宮島ボートの開設66周年記念競走「GI宮島チャンピオンカップ」は15日、第12Rで優勝戦が行われ、稲田浩二(35)=兵庫=が逃げ快勝。GI2回目の優勝を決めた(通算V35)。2着には白井、3着には峰と3連単1番人気の本命決着となった。

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 安芸でそして再び秋に輝いた。稲田がSG覇者5人を相手に見事な王道逃げ。昨年9月の戸田63周年続くGIVゴールを決めた。

 「スタートもターンも失敗。エンジンに助けられた感じですね。優勝を確信した2周2マークを回ってからはヘタなターンやったなと思って走っていました」

 歓喜の表彰式でまさかの反省の弁。稲田本人は普段通りにあまり感情を表に出さなかったが、周囲は和やかな雰囲気に包まれた。

 レース内容には納得していないが、一方で精神面の成長は感じ取る。「1年前の戸田はすごく緊張したんですけど、経験というか、慣れというか、余裕を持っていくことができました」

 この優勝で賞金ランクも27位にアップ。「今節はチャレンジカップ(蒲郡、11月24~29日)に出られるように頑張りたいと思ってきたのでよかったです」とダービー(大村、10月20~25日)に続くSG出場に大きく前進したことを喜んだ。

 「(2004年の宮島での)初優勝も9月ですし、9月は昔からイメージがいいです。これからさらにリズムを上げていきたいし、SGでも活躍したいです。兵庫のトップはずっと変わっていないので、脅かすような存在になりたい」

 吉川元浩、魚谷智之の“ツートップ”に挑戦状を叩きつけた。“実りの秋”はこれからが本番。頂上決戦でも存在感を示していく。

(井置浩二)