『びわこ大賞』馬場貴也が地元でGI初優勝!

2020.8.4 17:31更新

「びわこ大賞」を制してGI初優勝!を果たした馬場貴也

 びわこボートの「開設68周年記念GIびわこ大賞」は4日、第12Rで優勝戦が行われ、馬場貴也(36)=滋賀=が5コースからのまくり差しで快勝。地元水面でGI初制覇を飾った(通算V41回、うちSGV2)。2着は同じく地元の君島。1号艇の西山は3着に終わった。

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 “地元で涙のGI初戴冠”だ。S展示と同様に、ファイナルは枠なり3=3の進入隊形。西山がコンマ11のトップSからイン先マイも君島が3コースからツケマイ攻勢へ。ブイ際を鋭く突いた馬場がBSでは君島と並走状態に持ち込み、内有利に2マークを先取り。差し逆転を狙う君島は及ばず、2周ホームで馬場が先行態勢を築いた。

 「SGを勝ったときよりも間違いなくうれしい。3周目にはもうこみ上げてきて、泣いてしまいました」

 ピットで滋賀支部の面々から祝福を受けて瞳を赤くすると、表彰式でも涙で言葉を詰まらせた。

 「今まで何度も挑戦したけどダメだった。丸ちゃん(丸野)にも先を越されていたし、地元のGIには特別な思いがありましたからね」

 2018年の芦屋チャレンジC、昨年の住之江グランプリシリーズでSG2冠を手にしたが、ようやくつかみ取った地元周年のタイトルを心の底から喜んだ。

 今回のVで賞金ランクは20位まで浮上。「このGI優勝で一気に勢いをつけたい。このまま年末まで突っ走っていきたいですね」。念願の地元周年制覇でリズムを加速させ、びわこが誇る“スピードスター”がグランプリの舞台へ駆け上がっていく。(倉橋智宏)