【レディースC】レディースチャンピオンとは&多摩川の水面特徴

2020.8.1 11:00更新

 年末の『プレミアムGIクイーンズクライマックス』と並び、最もグレードの高い女子レースであるレディースチャンピオン。開催時期は第2回以降3月に固定されていたが、2012年の第26回(若松)から8月に移行され、女子のトップレーサーたちによる真夏の祭典として定着している。今回は田口節子が優勝した12年3月の第25回以来、8度目となる多摩川が舞台だ。

 選考期間内(前年の6月1日~当該年の5月31日)の勝率上位者と、優先出場権を持つ前年度覇者、GIIレディースオールスターの優勝者、GIIIオールレディースの優勝者を合わせた52人が出場する。優勝賞金は1100万円。

 昨年の第33回(蒲郡)は、予選を6戦5勝でクリアした大山千広が、準優、優勝戦も危なげなく押し切ってV。大会史上最年少(23歳6カ月)でのGI初制覇を成し遂げた。

 ボートレース多摩川は淡水のプール水面。周囲の樹木が防風の役割を果たしており、一年を通じて穏やかな水面でレースが行われるため、『日本一の静水面』と呼ばれている。それでも淡水で水質が硬いため、全速ターンで先に回ろうとするとサイドがかからず後続艇が差して逆転、という場面も少なくない。それだけに、調整が合わないと乗りづらいと話す選手も多く、乗り心地の仕上がりが水面攻略のポイントとなる。

 近年はエンジンの出力低減もあり、強力に伸びるエンジンは“希少価値”だ。4カドがトップスタートを切っても、スロー艇が伸び返して内枠勢で決着するケースが増加。別掲の表の通り、1コースの1着率は全国平均に迫る勢いだ。かつてのセンター優勢の印象はなく、イン有利というイメージで舟券を組み立てるのが的中への近道だろう。(佐野友記)

=あすは近況の好調選手&多摩川の水面巧者

 ■多摩川・全国進入コース別入着状況

【多摩川】

   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース

1着 53.2 15.9 11.7 11.8  5.7  2.1

2着 18.2 23.7 20.3 17.5 13.4  7.3

3着  8.2 18.6 20.2 18.6 18.8 16.0

【全 国】

   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース

1着 55.8 14.6 12.1 10.7  5.6  1.8

2着 17.4 25.8 21.2 17.7 12.1  6.2

3着  8.4 18.5 20.7 20.6 18.2 14.0

※2019年7月~20年6月