【オーシャンC】オーシャンCとは&鳴門の水面特徴

2020.7.17 11:00更新

 国民の祝日として制定された『海の日』を記念して1996年に創設されたSGがオーシャンカップ。6月のグランドチャンピオンはSGで好成績を残した選手が出場するが、オーシャンカップはGI、GIIで活躍した選手が参戦する。

 選考期間内(前年の5月1日~当該年の4月30日)のGI、GII優勝戦の得点上位者と、優先出場権を持つ前年度覇者、前年のグランプリ優出者、直近のSG(グランドチャンピオン)の優勝者を合わせた52人によって争われる。

 過去5年の優勝戦は印象に残るバトルばかりだ。2015年の三国で2度目の大会制覇を飾った石野貴之は、翌年の鳴門も制して大会連覇を達成。17年のまるがめでは峰竜太が涙のSG初Vを決めて、18年の若松は“ナイターキング”毒島誠が2コースまくりで頂点に立った。

 そして昨年のとこなめは初日のドリーム快勝で勢いに乗った瓜生正義が、ファイナルも文句なしの逃げで圧勝。区切りとなる10度目のSG制覇を飾った。

 今年の舞台は4年ぶり2度目のオーシャンカップ開催となる鳴門だ。

 小鳴門海峡に面した海水の競走水面で、スタートしてから1マークに向けて徐々に幅が狭くなるレイアウトになっている。潮の干満の影響を受けるため満潮時は水面がポチャついて操縦性が悪くなることが多いが、干潮時は穏やかな水面でレースが行われる。

 過去1年間の1コースの1着率は52.4%。全国平均(55.8%)よりも少し低いが、6月に行われた開設67周年記念でのインの1着率は68.1%と全国平均を上回った。高い実力を誇るトップレーサーが集結するSGでは、基本的にインの選手がレースの主導権を握りそうだ。(立山友基)

※あすは近況の好調選手&鳴門の水面巧者

●鳴門・全国進入コース別入着状況

【鳴門】

   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース

1着 52.4 15.3 14.3 10.0  6.9  1.5

2着 17.6 26.0 20.2 17.9 11.7  6.9

3着  8.0 17.1 20.2 20.0 19.1 16.2

【全国】

   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース

1着 55.8 14.6 12.1 10.7  5.6  1.8

2着 17.4 25.8 21.2 17.7 12.1  6.2

3着  8.4 18.5 20.7 20.6 18.2 14.0

※2019年7月~20年6月