【ニューヒーロー列伝】砂長知輝

2020.7.10 05:00更新

砂長知輝

 7日に終了した平和島では、埼玉の新鋭・砂長がキラリと光る走りを披露。自身初の予選突破こそならなかったが、初日1Rでは埼玉の大先輩である谷津幸宏を道中さばいて3着に入るなど、9戦して3着5本と舟券に貢献した。

 「前検からいいエンジンだと思ったので、あとは自分が乗りこなせるかでした。1、2着は取れなかったけど、思ったレースはできた」

 昨年11月に戸田でデビューし、今年5月の戸田で水神祭を達成。今期はここまで4点台の勝率をたたき出している。

 「デビューして毎節何かしたら課題を持って、それをクリアして次の課題に臨んでいます。徐々に上向いていますね。周りがよく見えるようになってきた」

 日々の努力が判断力アップにつながっている。「いろんなレースを見て、自分だったらどう走るか想像しています。自分のレースも親にレジャーチャンネルを録画してもらって、見ています」と研究は怠らない。

 「家が戸田から10分くらいで、幼稚園から祖父や祖母にレース場の遊び場に連れていってもらった」のがボートレースとの出会い。「カッコいいレースを見て憧れましたね。これ一本しかない」と4度目の受験で養成所に合格を果たした。

 「今期はまずはB1級に絶対上がること。将来的にはファンを魅了するレースをしたいです」と目を輝かせる。ターンセンスは非凡なだけに、今後の成長ぶりから目が離せない。(渡辺寿輔)

=次回は24日に掲載

■砂長知輝(すななが・ともき) 1999(平成11)年10月10日生まれ、20歳。埼玉県出身。2019年9月に第125期生として選手登録。次走は25日開幕の蒲郡一般戦に出場予定。168センチ、54キロ、血液型O。