宮島65周年記念は辻栄蔵が快勝!通算9度目GI制覇

2019.6.13 18:36更新

通算9度目のGI優勝を飾った辻栄蔵

 ボートレース宮島の開設65周年記念『GI宮島チャンピオンカップ』(V賞金1000万円)は13日、第12Rで優勝戦が行われ、辻栄蔵(44)=広島=がイン速攻で快勝。地元周年初制覇(宮島GIは2V)とともに昨年9月の桐生62周年以来、通算9度目のGI優勝を飾った。2着は峰竜太、3着には魚谷智之が入った。

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 最高の形で緊張感から解放された。絶好枠の地元・辻がインからコンマ03のトップスタートを放ち、峰ら強力ライバルの攻めを完封した。

 「今はホッとした、としか言えないですね。やっぱり地元はいい。とにかくスタートを行って回れるようにと思って調整しました」と、地元ファンからの祝福と歓声に安堵(あんど)の笑みで応えた。

 今節は前検日から気配たっぷり。初日ドリーム戦を5コースから3着で滑り出すと2日目も2着2本。「いつもの自分のペラの形ではないけど、足がいい」と、前操者の良さを生かしながら新しい試みの調整で結果を残した。

 昨年の浜名湖クラシックでの整備不良によるペナルティーでSG戦線から遠ざかる中、この優勝で賞金ランクは16位まで浮上。

 「(今年は)前半戦を棒に振っているのでエンジンをかけていかないと間に合わない。またSGに復帰して、結果を積み重ねながらグランプリに出られるように頑張ります」

 まずは10月の児島ダービーでSG復帰を目指す。そして3年ぶり7度目のグランプリ出場へ、広島のエースが地元周年の勲章をエネルギーに変え、勢いを加速させていく。(井置浩二)