【グラチャン】多摩川の水面特徴

2019.6.13 11:00更新

 グランドチャンピオンが開催されるボートレース多摩川は淡水のプール水面。周囲の樹木が防風の役割を果たしており、一年を通じて穏やかな水面でレースが行われるため、『日本一の静水面』と呼ばれている。

 水面自体が荒れることは少ないものの、淡水のため水質が硬く、調整が合わないと乗りづらいと話す選手が多い。実力を発揮するためにいかに調整を合わせるかが、勝負のポイントになりそうだ。

 過去1年間の1コースの1着率は51.8%。全国平均(54.5%)と比べると少し低めだが、以前よりは確実に上昇している。

 1マークとスタンド側の幅は41メートル。それほど広くないが、1マークから対岸側までは108メートルと奥行きがある。インの選手もスタートで遅れないかぎりは思い切ったターンが可能なため、レースの主導権を握ることが多い。

 実際に、昨年9月に行われた開設64周年記念での1コースの1着率は66.7%。優勝戦も絶好枠の峰竜太が全速逃げで当地GI初制覇を飾っており、ボート界のトップレーサーが集結するSGではイン有利の傾向が強くなりそうだ。

 インの次に1着率が高いのは2コースで、3、4コースも全国平均を上回っている。スピードを生かせる水面だけあって、センターからの果敢な全速戦には常に注意が必要だ。(立山友基)