【水上の女神~レーサーの素顔(180)】山崎小葉音

2019.6.7 04:55更新

山崎小葉音

 昨年11月の桐生でデビューを果たした山崎。ここまではまだ初勝利に手が届いていないものの、前節の江戸川ヴィーナスシリーズでは積極的なレース運びで進境を示した。

 特にスタートは早いタイミングではなくても、ダッシュを乗せてスリットを通過。果敢にまくって3着争いに絡むなど、十分に見せ場を作った。

 「今はスピードを持って回ることを意識しています。スタートも全速でコンマ15を目標にしています」

 レースを終えると、同じ関東地区の先輩である藤原菜希にアドバイスを受け、ペラ調整にも励んでいた。

 「今はレースが楽しいです。前期(昨年11月~今年4月)はフライングやけがで出走回数が少なくて。少しでも多くレースをしたほうがうまくなると思うし、今は追加(あっせん)が欲しいです」

 地力をアップさせるには実戦を数多くこなすこと。その重要性に気づいた山崎は、今まで以上に目の前の一走に集中して、全力を尽くそうと努力している。

 SG11Vの実績を誇る父の山崎智也、女子のトップレーサーとしてSGでも活躍した母の奏恵(かなえ)さんは、ともに「レースのことについては何も言わないですね」と娘の頑張りを優しく見守っているようだ。

 「とにかく“勝てる”レーサーになりたいです」

 両親のようなファンの期待に応える選手を目標に、まずはデビュー初勝利を目指す。(立山友基)

■山崎 小葉音(やまざき・こはね)2000(平成12)年10月7日生まれ、18歳。徳島県出身、群馬支部所属。18年9月に第123期生として選手登録。父は山崎智也、母は元選手の奏恵さん(旧姓横西)。趣味は買い物、旅行。好きな食べ物は洋菓子、オムライス、ハンバーグ、ラーメン。24日開幕の平和島一般戦に出場予定。147センチ、43キロ。血液型A。