【26日山陽】オートレースちゃんねる

2020.2.26 05:00更新

丹村飛竜

 準決勝は波乱が相次いだ。雨が落ち始めて斑走路となった11Rでは1周1コーナーで黒川京介が藤本梨恵のインに飛び込み落車。断然人気の鈴木圭一郎はアクシデントを避けるのが精いっぱいで、4着に敗れた。

 ロッカーへ引き揚げてきた鈴木圭は「若獅子杯は縁がないですね。落車しないでよかった。8周あったら(2着に)届いたかな」と冷静に振り返っていた。

 続く12Rは湿走路へと変化し、雨巧者の小林瑞季が逃げ切り1着。昨年のMVP・青山周平はまさかの3着に敗れた。「突然の雨の影響? 晴れタイヤだったので…」と青山は言葉少なだった。

 そんな湿走路を味方につけたのが丹村飛竜だ。小林をかわせず2着だったが、ロッカーへ引き揚げてくると「天気のおかげです。それだけです」と頬は緩みっぱなし。

 「試走は跳ねたけど、レースは高めのタイヤでよかったです。晴れのエンジン? 3日目のレース後に整備して良くなった」

 良走路でもマシンの上積みを示唆しただけに、ファイナルも怖い存在。2度目のGII制覇へ気迫の攻めを繰り出すか。

渡辺寿輔(わたなべ・としすけ) 競輪担当

プロフィル

サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。ボート、オート記者を経て、サンスポでは競輪担当へ。休日は中央、南関競馬へ足を運ぶオールラウンダーだが、レース部内ではただのギャンブル依存症と見られている。