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2020.3.25 22:19

【桜花賞】アクアリーブルがV 母との“変則3冠”を達成

桜花賞を制したアクアリーブル

桜花賞を制したアクアリーブル【拡大】

 25日の浦和競馬第11Rで行われた桜花賞は、山本聡哉騎乗で3番人気のアクアリーブルが、3、4番手追走から外を伸び、食い下がるテーオーブルベリーに3/4馬身差をつけ、第66代桜の女王に輝いた。タイム1分41秒2(良)。2着から2馬身半差の3着がルイドフィーネで、断然人気のレイチェルウーズは5着に敗れた。上位3頭は東京プリンセス賞(4月28日、大井、SI、ダ1800メートル)、勝ったアクアリーブルはさらに関東オークス(6月10日、川崎、交流GII、ダ2100メートル)の優先出走権を獲得した。

 2012年に東京プリンセス賞と関東オークスの2冠を制したアスカリーブルの初子、アクアリーブルが母との“変則3冠”を達成。一躍この路線の中心的存在に駆け上がった。

 「少し掛かり気味だったから3番手に下げましたが、道中は安心して乗っていることができました。手応えも良く、直線ではかわせるなと思いました」

 3月末まで期間限定騎乗中の山本聡騎手は、そのラスト重賞でビッグタイトルをゲット。「最後に大きいレースを勝ててよかった」と満面の笑みを見せた。

 佐藤賢調教師も柔和な表情で、「4コーナーでじっと我慢してくれたのが、最後の伸びにつながったね」と、鞍上の好騎乗をねぎらう。これで京浜盃のブラヴールに続く重賞連勝。「強い馬もいたが、絶好調だったから勝てるのではないかと思っていた」と、自信に満ちあふれる厩舎の勢いを誇示した。

 次走は2冠がかかる東京プリンセス賞。トレーナーは「馬体がしっかりしてきたし、どっしりした面もある。距離ももつと思うから頑張りたい」と前を見据える。母との3冠から、真の南関牝馬3冠へ。期待は高まるばかりだ。(大貫師男)

■アクアリーブル 父パイロ、母アスカリーブル、母の父ブラックタキシード。栗毛の牝3歳。船橋・佐藤賢二厩舎所属。北海道日高町・新生ファームの生産馬で、馬主は(有)新生ファーム。戦績14戦3勝。獲得賞金3036万5000円。重賞は2019年M3知床賞に次いで2勝目。桜花賞は佐藤賢二調教師が2006年チャームアスリープに次いで2勝目、山本聡哉騎手は初勝利。