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2019.8.14 05:00

【南関散歩道】災いを福に転じた藤田凌騎手

藤田凌騎手

藤田凌騎手【拡大】

 藤田凌騎手(19)=大井・荒山勝=が元気な騎乗を見せている。13日は2鞍に騎乗してともに勝利。前日の1勝と合わせ、今開催ですでに3勝という好調ぶりだ。

 「けがで休んでいたときに海外やJRAなども含め、とにかく競馬を見て、メモをとったりして、研究したんです。それが生きているのかなと思います」と自己分析。4月24日の大井4Rで落馬、左膝蓋骨を骨折したが、6月17日に復帰してから13日までで11勝。「休むのは良くないですけど、結果的にいい休みになりましたし、今は乗っていて本当に楽しいです」と、災いを福に転じた。

 ただ、その研究を過信している様子は見えない。「乗り方は常に研究するようになりましたが、やっぱり乗ることが一番です。競馬では返し馬とレースだけですから、一番大事なのは調教での騎乗だと思っています」。さまざまな経験の蓄積と研究、そして日々の調教での感触…。それらの積み重ねが成績に表れてきた印象だ。

 13日時点で通算73勝。減量解除の100勝も徐々に見えてきたが、「今年の目標はYJSのファイナルに出場することです」と、まずは当面の目標に全力投球。21日の門別でのYJSトライアルは、前日の金沢で騎乗予定がありハードな移動を強いられるが、若さを武器に一戦一戦、全力で騎乗してきてほしい。(大貫)