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2019.7.11 05:03

【ジャパンDD】ベリル3歳砂王!父と兄と同一GI制覇(1/2ページ)

クリソベリル(左)が直線で力強く抜け出し、3馬身差をつけて圧勝。無傷の4連勝で3歳ダート王に輝いた(撮影・奈良武)

クリソベリル(左)が直線で力強く抜け出し、3馬身差をつけて圧勝。無傷の4連勝で3歳ダート王に輝いた(撮影・奈良武)【拡大】

 ジャパンダートダービーが10日、大井競馬場で14頭によって争われ、断然の1番人気に推された川田将雅騎乗のクリソベリル(JRA)が、中団追走から直線で抜け出して3馬身差で圧勝。兵庫チャンピオンシップに続く重賞制覇で、無傷の4連勝で3歳ダート王に就いた。タイム2分6秒1(稍重)。2着はデルマルーヴル(JRA)、3着はミューチャリー(船橋)。

 能力の限界がどこにあるのか、全く見えない。無敗のクリソベリルが、初参戦の大井でも3馬身差Vでその怪物ぶりをまざまざとアピール。父ゴールドアリュール、全兄クリソライトがGI初制覇を果たしたレースで、自身もキャリアで初のビッグタイトルを手にした。

 「初めてのナイターでもこなせる雰囲気でした。もともと素晴らしい馬と感じていましたが、目標のレースを無事に勝ててほっとしています」

 単勝1・2倍の断然人気に応える堂々たる相棒の走りに、主戦の川田騎手も誇らしげだ。

 中団追走から勝負どころで少しずつ前を射程に入れると、直線入り口で前のデルマルーヴルを目標にスパート。トップスピードに乗るまでにやや時間を要したが、鞍上に言わせれば「まだポテンシャルに体が追い付いていない」から。それでも、ラスト1ハロンで先頭に立つと後続を引き離すばかり。2着のデルマを尻目に独走Vを決めた。

 これで4戦4勝、2着につけた着差はじつに計22馬身。それでも「今は競馬を教える段階」と音無調教師はさらりと言う。兄のクリソライトも管理したが「性格も、馬っぷりも、立ち姿も、競馬ぶりも全然違うね。クリソライトはもまれ弱い面があったけど、クリソベリルにはそれがなくて競馬がしやすい」。弟には交流GI1勝を含むダート重賞6勝を挙げた兄以上の活躍が期待できる。

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