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2019.4.16 04:57

【南関散歩道】3歳春路線に一石投じるミューチャリー

 1999年に黒潮盃が夏に移行して以来、羽田盃の主たる前哨戦は京浜盃という位置付けだった。今年もそれに変わりはないが、雲取賞が重賞に格上げされたことで今後は3歳春の“王道ローテ”に多少の変化が出るかもしれない。

 というのも、雲取賞で2着だったミューチャリー(牡、父パイロ)=船橋・矢野義=が、早々と羽田盃への直行を明言。約2カ月半という間隔をどう捉えるか陣営の判断が分かれるところだが、今回ミューチャリーが結果を出すようなら、このローテも主流になってくるだろう。

 「雲取賞で、距離とコースを経験できたのは大きいね」と矢野義幸調教師が話すように、羽田盃と同舞台で走れるのも大きなメリット。「少し間隔があきましたが…」と聞くと、「厩舎で緩めずに乗ってきて、順調に調整できているからね。久々とか、休み明けとかとは違う。期待して臨むよ」と、仕上がり面の不安を払拭した。

 羽田盃の後は東京ダービー、そしてジャパンダートダービーと、激戦が続く3歳の春。それらを視野に入れるとなれば、クラシック直前にゆったりとしたローテを組むのも一計だろう。そういった意味でも、羽田盃でのミューチャリーの走りに注目が集まる。(大貫)