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2018.4.4 05:00

【南関散歩道】阪上忠匡騎手、厩務員から再デビュー

阪上忠匡騎手

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 1日付で騎手免許を再取得した阪上忠匡騎手(34)=川崎・佐々木仁。2003年に笠松でデビューし、カキツバタロイヤルで重賞を制するなど活躍していたが、2011年に一度引退。大井で5年、川崎で2年の厩務員生活を経て、砂上に帰ってきた。

 大井にいた頃には調教師補佐の試験を受けたこともあったそうだが、川崎に来て「周りの人たちが背中を押してくれて、先生(佐々木仁師)も『受けていいよ』と言ってくれたので、騎手試験を受験しました」とのこと。今開催初日には「まだ実感が湧かないですね」と苦笑していたが、勝負服をまとった際には引き締まった表情に変わった。

 「7年間は意外にあっという間でしたけど、厩務員という仕事が本当に大変だと実感できたのは良かったですね。その考えや価値観が分かったことは、今後に生きてくると思います」と厩務員時代を振り返り、今後の騎手生活に生かす心づもり。「ひとつずつ、自分にできることをやっていければ」と、地道な苦労人らしい言葉で締めくくった。

 再取得後の初戦となった3日の川崎8Rは13着で、「『そうそう、こうだったな』と思い出しながら乗っていました」。笑顔で汗をぬぐった34歳の“フレッシュジョッキー”が、2度目のスタートを切った。(大貫)