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2018.11.9 04:58

【KEIRIN特観席】ラストスパートの時期に突入した競輪界

 競輪界は12月30日に開催される静岡GP出場へ、ラストスパートの時期に突入したが、出場権争いが例年とは違った様相を呈している。その要因となっているのが、強すぎる脇本雄太の存在だ。5月の日本選手権(平塚)、6月高松宮記念杯(岸和田)では番手の三谷竜生に連続Vを“献上”したが、8月のオールスター(いわき平)で悲願の初GI奪取に成功すると、10月の寛仁親王牌(前橋)も制圧。競技との両立の中、20日に開幕する今年のラストGI・競輪祭(小倉)の出場も予定している。

 結果的に今年のGI優勝者は三谷、脇本と、2月の全日本選抜(四日市)を制した新田祐大の3人だけ。新田は競輪祭に出走しないが、今年の流れをみれば、脇本か三谷のどちらかが優勝する可能性は高く、仮にその場合は獲得賞金額上位者のGP出場枠が“6”になるわけだ。別表の通り、賞金ランク3位の平原から6位の村上博までは事実上の“当確”。競輪祭は残り2枠をめぐる戦いになる。熊本記念(久留米開催)Vの中川(14位)、防府記念Vの清水(18位)が賞金を上積みして、「可能性があるのでGPを走りたい」と鼻息が荒くなってきたのも分かる。そして、あす10日には取手記念が開幕。地元の総大将で7位の武田にとっては、重要な“大一番”でもある。

 競輪祭は今年からナイター6日制として生まれ変わる。“定番”だった初日特選がなく、全選手が同条件でトライアル方式の一次予選2走からスタート。新システムに、激しい賞金バトルが相まってどんなドラマを呼ぶのか。目前に迫った“ナイター祭り”が待ち遠しい。

2018年競輪選手獲得賞金上位
 順  選手名  住所     獲得賞金      次回出走予定 
(1)三谷 竜生(奈良)1億5087万7000円  小 倉(GI)
(2)脇本 雄太(福井)1億2249万8000円  小 倉(GI)
(3)平原 康多(埼玉)  9229万4400円  小 倉(GI)
(4)村上 義弘(京都)  8228万5000円  小 倉(GI)
(5)浅井 康太(三重)  7987万8000円  取 手(GIII)
(6)村上 博幸(京都)  5540万8600円  小 倉(GI)
(7)武田 豊樹(茨城)  4878万9700円  取 手(GIII)
(8)原田研太朗(徳島)  4698万4500円  小 倉(GI)
(9)新田 祐大(福島)  4532万5800円   ---  
(10)渡辺 一成(福島) 4444万円      小 倉(GI)
(11)山田 英明(佐賀) 4218万3000円  小 倉(GI)
(12)古性 優作(大阪) 4205万8000円  川 崎(FI)
(13)佐藤慎太郎(福島) 3739万5000円  小 倉(GI)
(14)中川誠一郎(熊本) 3730万2000円  取 手(FII)
(15)菅田 壱道(宮城) 3688万3800円  小 倉(GI)
(16)香川 雄介(香川) 3659万2200円  小 倉(GI)
(17)清水 裕友(山口) 3638万7000円  小 倉(GI)
(18)木暮 安由(群馬) 3628万8000円  小松島(FI)
(19)中村 浩士(千葉) 3569万2000円  小 倉(GI)
(20)松浦 悠士(広島) 3518万2800円  取 手(GIII)
(注)8日現在