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2018.10.6 04:56

【6日前橋12R】“脇本の恩返し”で中川誠一郎から勝負!

 第12R。形成されるラインは3つで、福島は渡辺が前回りで小松崎が番手となった。早坂に引っ張られて白星スタートを切った小松崎が前なら“発進”もあったろうが、渡辺の一存で並びは決まった。

 小松崎「ラインのおかげなので。前で…という気持ちがありましたけど」

 渡辺「以前(小松崎と)一緒に走ったときもボクが前だったし。出方は各ラインの先頭がどういうレースをしてくるかによるけど、いつも通りに」

 関東の隊列は初日と同じで平原が先頭を受け持つ。初日に勝ち星を挙げた平原は的確に状況判断ができている。南潤-三谷-成田の番手で粘るイン粘りは決して窮余の一策ではない。

 「浅井が(南の)4番手にいたので。先行争いか5番手からか…考えた結果です。瞬時の判断はうまくできていますね。次もどうするかはメンバーと展開次第ですけど、その場その場に応じてやるだけなので」

 自画自賛するほどに乗れている平原。ここでも流れを見極め、前へ前へと踏んで好位を占めるか。逃げを打つ気で前に出て、脇本の3番手にスッポリとはまり込む展開まである。

 その脇本には中川がマークする。2人は7月の福井記念でタッグを組み、地元を立てた中川が付きっきりで脇本のVに貢献。そんな経緯が、ここで鶴の恩返しならぬワッキーの恩返しとなって反映される。

 脇本「飛びつかせないように頑張ります」

 中川「浅井が中近で脇本に付くなら3番手でも…と思っていましたけど。番手が空くなら喜んで」

 浅井には中部近畿スジで脇本の番手を主張する手もあったが、あえて敬遠。そうすることによって脇本-中川を追う3番手からの突き抜けにも価値が生じる。

 「初日に(南-三谷と並ぶ近畿勢に)付けていないから。ここで付けたら失礼になる。今回は深谷がいないし、準決を見据えて自力でいい走りができれば」

 舞台はローズカップ。脇本に乗った8番車の中川が抜け出し、ピンクのバラが舞う車連単〔8〕⇔〔1〕、〔8〕⇔〔7〕、〔8〕〔5〕、〔8〕〔3〕、〔8〕〔9〕を。