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2017.3.20 19:28

【ウィナーズカップ】郡司浩平が優勝!

 平成28年熊本地震被災地支援競輪として高松競輪場で開催された「第1回ウィナーズカップ」(GII)は最終日の20日、決勝戦が行われ、郡司浩平(26)=神奈川・99期=が優勝。賞金2130万円(副賞含む)を獲得した。人気を集めた平原康多(埼玉)は3着に終わった。女子レーサーによる一発勝負の「ガールズケイリンコレクション2017高松ステージ」は第9Rで行われ、石井貴子(27)=千葉・106期=が2度目の“ガルコレ”制覇。男女とも南関東勢が頂点を極めた。

 エース候補から真のエースへ。新設されたGII『ウィナーズカップ』を制したのは、着実にステップアップを遂げている郡司浩平だった。

 後方からレースを進めた決勝戦。赤板から上昇して前受けの平原を抑え、打鐘で稲垣ラインを受けた。すると平原は6番手へ。「すんなり中団を取れると思っていなかった」。脚力を温存した状態で4番手キープという絶好の展開。チャンスを逃すまいと、「平原さんにかぶる前に仕掛けた」と最終2コーナーから渾身の力でまくり上げた。

 「4日間の中で一番、車の出が良かったですね。横に中村さんがいたので、ゴール直後は1着かどうか分からなかったんですよ」

 番手から差し迫った中村との際どい勝負となり、勝利を確信したのは決定放送が流れたあとだった。しかし、仲間の手により3度宙に舞うと笑顔がはじけた。

 昨年は2度の記念優勝を飾り、6月の高松宮記念杯ではGIで初めて決勝進出を果たした。そして今回、初のビッグレース制覇を成し遂げたが、「まだグランプリ出場が決まったわけじゃないし、GI優勝という目標もあるので」と舞い上がることはなかった。

 今年のグランプリ(12月30日)の舞台は地元の平塚で開催されるとあって、年頭から出場を目標に掲げている。今回の優勝で目標に一歩近づいたが、「まだ今年は始まったばかりだし、一戦一戦、頑張るだけ」と気を引き締めた。

 「南関の結束力を少しは見せられたかなと思うけど、これからもラインで決まるような走りをしたい。そして師匠である父(盛夫)にも、もっと恩返しができるように-」

 さらなる飛躍を誓った郡司が、これからは南関勢を背負っていく。

(仲野谷有紀)

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