中央競馬:予想予想

2020.5.23 14:56

【デスクの競馬手帳】日曜東京11R

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 先週のヴィクトリアマイルは、この業界に入って初めて味わう不思議な感覚だった。記者として活動した時代も含めて、GIで本命に推した馬がレースに出走しなかったのは初めてのこと。◎セラピアの出走取り消しによって、何とも複雑な気持ちでレースを見ることになった。

 といって、馬券を買わないという選択肢はなく、相手本線に指名していたサウンドキアラを軸に購入。結果はごらんの通りで、アーモンドアイに逆らったのは本当にお恥ずかしいかぎりだった。幸いにもサウンドキアラは2着に奮闘し(松山弘平騎手は大外枠から最高の騎乗をしたと思う)、個人の馬券は元を取る程度に当たったのだが、タラレバを言う余地のない結果。予想そのものに関しては猛省あるのみだ。

 【東京11R・オークス】 注目は何と言ってもデアリングタクトの無敗2冠達成なるか、に尽きる。桜花賞では◎を打って単勝を仕留めたが、今回に関しては強気になれない。その根拠は桜花賞のレースぶりにある。

 テンションがやや高めなのはいつものことだが、レース序盤では引っ掛かり気味の手応え。観客が入っていない状況でも、前進気勢が強く出ることがうかがえた。その後、前に壁ができてからは落ち着きを取り戻したわけだが、ちょうど折り合ったところで外に馬がいない絶好のポジションが転がり込んだのは幸運といえる。もしあそこで外に壁があったら、あのドロドロ馬場の決戦でスムーズに外に出すことはできなかったはずだ。並外れた実力があってこその勝利だが、オークスを占う意味では決して手放しで喜べるものではない…というのが当方の見立て。無敗の2冠馬が63年間も誕生していないのは、相応の理由があると思えてならない。

 対照的に、桜花賞で四苦八苦していたのが◎⑩ミヤマザクラだった。勝負どころから鞍上の福永祐一騎手が何度も反応を促すものの、まるでアクションがない。明らかに、道悪で走りのバランスが悪くなっており、さらに4コーナーを回ったところでは他馬と接触。お世辞にも力を出し切れたとはいえない内容だった。それでいて、直線はジリジリと伸びて5着に食い込んだ。「能力だけで来てくれた感じです。合わないタフな馬場で頑張ったと思う」という福永騎手のコメントは本音だろう。

 未知の距離に不安を抱く馬が多い中で、デビュー2戦目には芝2000メートルでレコード勝ち。さらに京都2歳Sでも2着と、同期の牝馬ではいち早く、オークスを意識させるローテーションを組んだ。クイーンCを使ったのも、桜花賞を見据えたマイル経験というより、オークスを踏まえた輸送経験の意味合いがあったはずだ。早い時期に賞金を加算できたからこその計画的なローテーション。それがここで結実するとみた。

 この大一番で乗り替わりというのは確かに歓迎できるものではないが、武豊騎手ならば心強い。期せずして、ミヤマザクラの全兄にあたるボスジラとのコンビで今春、東京芝2400メートルの早春Sを勝っている。血統的な舞台適性を証明したばかりか、予行演習(?)も完了。おなじみ金子真人ホールディングスの勝負服でディープインパクト産駒をオークス馬へと導き、オークス史上2位の4勝目(最多は嶋田功元騎手の5勝)を飾ると読んだ。

 問題は相手探し。デアリングタクトはもちろん買うが、底を見せていないデゼル、福永騎手が抽選覚悟でチョイスしたリリーピュアハートも軽視は禁物。馬券は3連複を中心にいく。

《3連複》
 ⑩-①④⑪-①②④⑤⑦⑪(12点) 各500円
 ⑩-④-①⑪(2点) 各1000円

《単勝》
 ⑩番 2000円

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プロフィル

東京都出身。現場記者を10年以上務めたのも昔の話。現在は社内で出稿作業やツイッター更新などの業務に携わる。馬券はよく当たるけど、当たったぶんも突っ込んでよく負ける。3競オート何でも来い。趣味は旅打ち。

予想スタイル

現場から離れた今は、記者からの情報収集にいそしみ、自らデータを調べ、血統知識を加えて勝負。天気、展開も重視。要するにアンテナを全方位に張ります。

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