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2014.4.14 14:23

先週のスター候補★ワードイズボンド

ルーキー義英真騎手に乗り替わって2走前に開眼したワードイズボンド。自らハイペースをつくって逃げ切り2勝目をあげた

ルーキー義英真騎手に乗り替わって2走前に開眼したワードイズボンド。自らハイペースをつくって逃げ切り2勝目をあげた【拡大】

★ワードイズボンド(12日、阪神6R、500万下)=栗東・崎山博樹厩舎、牡、父グラスワンダー、母トロピカルナイト

【プロフィール】デビューからは4戦続けてダートに参戦。初戦こそ2番手からまずまずの粘りをみせて0秒5差6着と見せ場を作ったものの、その後は4秒3、2秒4、3秒5と大惨敗の連続だった。

 ところが、厩舎所属のルーキー義英真騎手に乗り替わって芝を使った3月の未勝利戦で劇的な変わり身を披露。道中まったくペースを緩めず11秒台のラップを連続してそのまま逃げ切り、11番人気で3馬身半差の完勝劇を演じる。続くフローラルウォーク賞は2番手からの競馬で4着に敗れ、再び義騎手とのコンビに戻って平場戦に挑んだのが今回だった。

 初勝利のときとほぼ同じように、よどみのないラップを刻んだ逃げ。後続を離して直線に向かい、一頭になってややフラつくようなシーンも見られたが、最後まで後続に並びかけられることはなく、1馬身1/2差で押し切った。

 勝ちタイムは未勝利戦より0秒1速い1分33秒9。翌日の桜花賞が時計の出やすいハイペースの流れで1分33秒3だったことを考えると、減量騎手の騎乗を差し引いても価値のある時計と判断できる。現状は自分でハイペースの競馬を作るスタイルが合っているようで、近年ではオープンをにぎわしたシルポートのようなタイプといえそうだ。

 血統的にもおじにスムースバリトン(東スポ杯2歳S)がいて、姉ルージュバンブーがチューリップ賞3着、桜花賞5着とまずまずの活躍をしている母系の出身。グラスワンダー×サンデーサイレンスの配合にはスクリーンヒーローやセイウンワンダー、サクラメガワンダーなどの一流馬が出ており、距離的にも中距離まではこなせる下地がある。

 現状はマイル向きの印象だが、ミッキーアイルが有力視されているNHKマイルCに出走できるようだと、脚質的な兼ね合いも含めて大いにレースが面白くなりそうだ。