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2021.11.16 05:00

【俺のチェックポイント】ロータスランド締まって気配一変

山口記者は夏のマイル女王ロータスランドに注目。前走で惨敗した理由を探った

山口記者は夏のマイル女王ロータスランドに注目。前走で惨敗した理由を探った【拡大】

 21日に阪神競馬場で行われるマイルCSは、連覇が懸かるGI5勝のグランアレグリアなど、豪華なメンバーが集まった。「俺のチェックポイント」初日は、大阪サンスポの山口大輝記者が、サマーマイルシリーズ優勝馬ロータスランドに注目。秋初戦となった富士S10着の敗因を取材し、GIで一変の可能性を感じ取った。

 先週のエリザベス女王杯は、3連単339万円超の大波乱。穴党として、こういうレースを仕留めなければ…。予想の悔しさは予想で返すしかない。気合十分に、全休日の栗東トレセンへ向かった。

 今年のマイルCSは、GI馬6頭を含め多彩なメンバーがそろった。その中で目を付けたのが、今夏に素質が開花した印象のあるロータスランドだ。今年3月の時点では1勝クラスだったが、3連勝で格上の米子S(L)を制覇。続く1800メートルの中京記念は5着に敗れたものの、1600メートルに戻した関屋記念で重賞初制覇を飾り、サマーマイルシリーズを優勝した。ただ、勢いに乗って挑んだ前走の富士Sは10着と惨敗。その敗因が明確になれば、ここでも引けを取らないのではないか。

 辻野厩舎に向かうと、担当の橋本助手が気さくに対応してくれた。まずは、馬体重について。前走は休み明けで10キロ増で、デビュー以来最高の472キロだった。「太め残りがあったかな、と思います。力負けとは思っていません」と振り返る。続けて「前回より体が締まって上向いてきています。体の張りもいいので」と上積みを強調してくれた。現状、馬体重はほとんど変わっていないそうだが、最終追い切りもあり、レース当日にはきっちり絞って出走してくるだろう。

 前回は、前半3ハロン35秒3で逃走。特別速いペースではなかったが、初めて逃げる形になったのが影響したようだ。「直線で先頭に立つと、フラフラする面があるので。周りに馬がいる中で走れた方が、集中できるのかもしれません」と分析する。ホウオウアマゾン、サウンドカナロア、クリノプレミアムなど逃げそうな馬がいる今回は、好位から運ぶ本来の競馬ができそうだ。

 阪神芝1600メートルも【3・1・0・1】と良績を残している条件。橋本助手は「狭いコースより広いコースの方が走りやすいかなと思いますし、長い輸送がないのもプラスですね。一番、状態が良かった今年の夏を100とすると、今で90。最終追い切りで100に近づけば」と締めくくった。今回は秋2走目で、展開、舞台も好転しそう。現時点での印は△だが、最終追い切りや気配次第では、重い印への変更も考えたい。(山口大輝)

 ★GI・俺のチェックポイント…現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の焦点をもとに取材。記者は日替わりで、火~金曜付に掲載する。

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