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2021.10.14 04:42

【沢田康文の欧州馬リポート】英チャンピオンS1番人気はミシュリフ

 ロンドン郊外のアスコット競馬場では16日にブリティッシュチャンピオンズデーが行われる。GI4レース、GII1レースが行われる豪華版。英国の平地シーズンの区切りでもあり、当日は年間リーディング騎手の表彰も行われる。

 メインのGI英チャンピオンS(芝1990メートル)では芝、ダートで活躍するミシュリフがブックメーカーでは1番人気。陣営はジャパンC参戦も検討していたが、先日の予備登録が行われなかったのは残念だった。

 凱旋門賞から中1週だが、例年両レースに出る馬もいる。凱旋門賞4着アダイヤーが2番人気の他、5着シリウェイはフランスから遠征予定。後者はディープボンドに騎乗したM・バルザローナ騎手とコンビを組む。

 英チャンピオンSで思い出すのが2012年。凱旋門賞に出走したオルフェーヴルがゴール前で斜行してソレミアに差されて栄冠を逃した直後、騎乗したC・スミヨン騎手が「2週間後の英チャンピオンSでフランケルと対戦し、今度こそ最強を証明したい」と話していたことだ。

 オルフェーヴルは凱旋門賞をピークに調整されていて実現する余地はなかったのだが、スミヨン騎手の評価の高さがうかがえる逸話である。

 他にはマイルの最高峰GIクイーンエリザベスIIS、牝馬限定のGIフィリーズ&メアズS(芝2390メートル)や、GIスプリントS(芝1200メートル)が組まれ、見どころたっぷりの開催となる。 (在仏競馬記者)