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2021.10.14 04:58

【トレセン特選マイク】ユーバーレーベン・手塚貴久師

オークス馬ユーバーレーベン(右)は美浦Wコースで併せ馬。活気のある動きでぶっつけの不安を吹き飛ばした(撮影・塩浦孝明)

オークス馬ユーバーレーベン(右)は美浦Wコースで併せ馬。活気のある動きでぶっつけの不安を吹き飛ばした(撮影・塩浦孝明)【拡大】

 オークス馬ユーバーレーベンを管理する手塚貴久調教師(57)=美=が2冠制覇への意気込みを語った。脚部不安の影響で中146日のぶっつけ本番となるが、ムードは上々だ。

 --前走後に左前脚の屈腱周囲炎が判明。ここまでの経緯は

 「検査の結果、大きな損傷はありませんでしたが、場所が場所なのでしっかり休ませました。夏場は思ったより早く調教を再開できました。強い調教を始めたころはいろいろと物足りない点があって『間に合うかな?』と思ったのですが、さすがGI馬といった感じで追い切りを重ねるごとに良化してきました」

 --13日は美浦Wコースで僚馬に半馬身先着

 「放牧から帰ってきてからは気持ちを高ぶらせるイメージで併せ馬をしてきました。やる気になっていて動きも良かった。レースに向けてポジティブになってきていますね。今週であらかた仕上がったと思いますよ。春は疝痛(腹痛を伴う病気)などがありましたが、今は不安がない。いい形で本番を迎えられると思います」

 --舞台となる阪神2000メートルへの適性は

 「阪神JF(3着)は外回りでしたからね。内回りがポイントになると思います。脚質は先行ではないし、直線が短くなるので仕掛けどころも難しい。ただ、ミルコ(デムーロ騎手)は彼女に非常にいいイメージを持っています。一流ジョッキーの感性に期待して送り出したいですね」

 --ソダシとは5度目の対決

 「対戦成績はかなり分が悪い(1勝3敗)のでいつもチャレンジャーの気持ちです。オークスは舞台適性で逆転できましたが、阪神2000メートルでどういう結果になるか。実力差はないと思っているのでしっかりと対戦したいですね」

★…ユーバーレーベンは美浦Wコースで5ハロン67秒8-11秒9をマーク。インターミッション(OP)を3馬身ほど追走し、半馬身先着した。3週連続で追い切りにまたがった津村騎手(実戦はM・デムーロ騎手)は「1週ごとに動きが良くなってきました。もともと攻め駆けするタイプではないのに楽に動けています。息遣いも悪くないし、間に合ったと思います」と合格点を与えた。

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