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2021.9.11 11:23

【BLOOD】ここで良血開花!カレンモエ

両親ともにGⅠ馬のカレンモエ(手前)

両親ともにGⅠ馬のカレンモエ(手前)【拡大】

 さて、夏競馬が終わった。もう涼しい日が続いていたし、コロナでどこにも出かけられないので感慨もないが…。

 とはいえ競馬はサマーシリーズの最終戦。産経賞セントウルSはカレンモエを本命とする。

 父ロードカナロア、母カレンチャンともにスプリントGI馬という配合で、人気がある馬。何しろデビューからずっと1番人気で走っている。ここ3走はいずれもGIIIで1番人気2着に甘んじているのだが、これは母父クロフネの血が出ているのかなあという印象だ。

 ただクロフネの血も、きっかけをつかめばさらにポンポンと行く可能性を秘めている。どちらかというと早い時期からそういう能力を発揮するが、晩成気味なのはロードカナロアの血が出ているからかもしれないし、厩舎の育て方もある。じっくり使われてきてそろそろ大輪の花を咲かせてもいい時期だけに、勝ってスプリンターズSに向かいたいところだろう。

 相手にはピクシーナイト。モーリス産駒だけに前走でマイルからスプリント路線に舵を切ったのは正解だろう。マイルだと直線だけの勝負になることもあるが、前半から速いペースが見込めるスプリントなら、切れだけでなくスピードの持続力に勝るモーリス産駒の出番もある。例年は秋の開幕週の阪神で、前に行く馬が有利だが、昨年からの変則開催で、それほどきれいな馬場が見込めるわけでもなかろうし、展開ひとつでズドンと差すことは可能だ。

 ▲はジャンダルム。前走の1番人気は「母ビリーヴの血が開花した!」とばかりに飛びついた層が多かったのだろうが、気持ちはわからなくもない。父キトゥンズジョイも晩成型だし、母の開花も遅かったし。まあ母はSS×ダンジグの快速系ではあったが、父はサドラー系でしかもロベルト持ちという重厚さ。やはりマイル路線からスプリントに来たのは正解のクチで、結果を伴ってもいいころだろう。(夕刊フジ)

★産経賞セントウルSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載