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2021.9.4 11:42

【BLOOD】直線で炸裂!SS4×3の爆発力クラヴェル

SS4×3の爆発力を最大限に発揮するには、舞台設定が前走よりかなりの前進となるクラヴェル

SS4×3の爆発力を最大限に発揮するには、舞台設定が前走よりかなりの前進となるクラヴェル【拡大】

 サマー2000シリーズも最終戦。なんて思っていたら、季節が一足とびになったような冷雨。ま、夏競馬のフィナーレを楽しもう。

 新潟記念の◎はクラヴェル。前走の中京記念でも本命としたが、コース形態から追い込みは厳しいレースであったものの、きっちりと連を確保。力がついている。前走でも指摘したように、父エピファネイアは思ったよりも全体的によく走る産駒を出している印象で、母系のディアデラノビアなど一本芯の通った配合で、父、母父ともにSS直仔ではないのに、SSのクロスがある馬。SS4×3の爆発力を最大限に発揮するには、前走の小倉よりも舞台設定はかなりの前進。鞍上もそろそろ、この馬に重賞勝ちをプレゼントしていい。

 相手はサマー2000優勝を狙えるトーセンスーリヤ。函館記念とはまったく異なるコース設定だが、同じコース、距離の新潟大賞典を勝っているだけに心配はない。ローエングリン産駒は自身がそうだったように、年齢を重ねてもしぶといタイプ。自分のリズムで走れれば、シリーズ戴冠が見えてくる。

 3番手にパルティアーモ。こちらも新潟コースに良績。父ワークフォースはキングマンボ系で、そのスピードがいい形で出た1頭といえそうだ。母系もアドマイヤベガ、サクラユタカオー、ノーザンテーストとスピードのある血が重なる。3代母はアンバーシャダイの全妹であり、2代母はサクラバクシンオーの全妹。スピードも奥行きもありそうなサクラの牝系らしく、じっくりと使われてきた良さがこれからも出そうだ。

 先週の札幌土曜メインに続く、横山家ワン・ツー・スリーもありそうな予感がする。

 4番手にラーゴム。皐月賞、ダービーと完敗だったが、そのあと立て直してきた効果がどう出るか。オルフェーヴル産駒だけに、やはりこれから使われて強くなるタイプかも知れず、試金石となる。(夕刊フジ)

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