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2021.7.31 11:12

【クイーンS】北の大地でV字反撃だ!テルツェット

前走ヴィクトリアM14着からの巻き返しを狙うテルツェット

前走ヴィクトリアM14着からの巻き返しを狙うテルツェット【拡大】

 北の大地で4連勝の輝きを取り戻す! テルツェットがGI大敗からV字回復だ。

 昨年8月の村上特別から今年4月のダービー卿CTまで一気の4連勝。重賞初挑戦で歴戦の牡馬をなで切りにした末脚は無限の可能性を感じさせた。しかし、意気揚々と臨んだヴィクトリアマイルは後方から見せ場なく14着に終わってしまった。

 「それまでのような落ち着きがありませんでしたね。気持ちばかりが先走って体が動きませんでした」と、和田郎調教師は振り返る。420キロソコソコと小柄で、以前から精神的に繊細なところはあった。初のGI挑戦で場の雰囲気に飲まれ、ウイークポイントを露呈してしまったのかもしれない。

 それだけに手ごろなメンバーのGIIIに替わるのは歓迎だ。そして、輸送のない滞在競馬も精神的にプラスに働く可能性は高い。

 「函館への入厩当初は新しい環境を警戒している感じでしたが、今はすっかりリラックス。ボリューム感のある馬体も保てています」と、トレーナーは好感触を伝える。28日は函館Wコースを単走で5F69秒8、ラスト1F12秒5。馬なりでスッと末脚を伸ばし、上々の仕上がりだ。

 マイルを中心に使われてきたが、芝1800メートルはデビュー戦でクリア済み。叔母にはオークス&香港クイーンエリザベスIIC馬ラヴズオンリーユー。父が同じディープインパクトで血統構成はかなり似ているだけに、むしろ距離延長は追い風になるとみる。

 「折り合いは問題ありませんからね。今回の結果次第では距離を延ばしてもいいと思います」と指揮官。勝ってエリザベス女王杯戦線に名乗りをあげたい。

 “究極の3連単”はテルツェットを1着に固定。安定感で群を抜くマジックキャッスルを2、3着に据えた12点で勝負だ!!(夕刊フジ)

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