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2021.4.8 04:57

【トレセン特選マイク】ソングライン林徹師「一段階成長した」

美浦Wコースで追い切ったソングライン(左)。池添騎手が手綱を取り、スムーズな脚さばきを披露した(撮影・塩浦孝明)

美浦Wコースで追い切ったソングライン(左)。池添騎手が手綱を取り、スムーズな脚さばきを披露した(撮影・塩浦孝明)【拡大】

 GI出走馬の追い切り直後の関係者の声をたっぷりお届けする「トレセン特選マイク」。桜花賞の今回は、未勝利、紅梅Sと連勝中のソングラインを管理する東大卒トレーナー、美浦・林徹調教師(42)を直撃した。一戦ごとに成長し、今回もさらに状態アップで臨めそうだ。(聞き手・板津雄志)

 --最終追い切りには池添騎手が騎乗し、美浦Wコース5ハロン67秒6-12秒6。馬なりで古馬と併入した

 「先週にしっかりやっていたので、今週は池添騎手に感触を確かめてもらえたらと。1週ごとに良くなって、順調にきています」

 --この中間で1週前追い切りの時だけチークピーシズを着けていた。その理由は

 「新馬の頃は繊細で敏感なところがあったのですが、大事に使ってきて落ち着きが出てきたぶん、良く言えばドッシリ感、悪く言えばズブさが出てきた感じだったので、先週(水曜)でチークを着けて前向きさを出したかった。その効果で金曜にはずいぶんピリッとして、きょうの追い切りに生きていました。軽快な動きでしたね」

 --未勝利、紅梅Sの連勝はともに2着に3馬身差をつける圧巻の強さ

 「2走前は差して良し、前走は先行して良しで、競馬(戦法)の選択肢が広がりました。一戦ごとにゲート(の出)も良くなって、結果だけでなく内容にも成長を感じます」

 --過去3戦は左回りで、右回りは初めて

 「調教は前走時も今回も右回りでやっていますし、その動きから心配はしていません」

 --これまでと比べて状態面は

 「帰厩するたびに前回以上の状態になって戻ってきてくれます。今回も前走より一段階成長した感じ。数字的な成長というより、内臓面がしっかりして帰厩時からすごく毛づやが良く感じました。筋肉も柔らかい中でメリハリがついて、特に背中の筋肉が付いてきました。暖かくなって多少は体重が減っての出走になると思いますが、筋肉の付き方が変わって背腰がしっかりしています」

 --鞍上の池添騎手は桜花賞を2勝している

 「(他にも)多くのGIで勝ち鞍を挙げていて、大舞台に強いすごいジョッキー。乗っていただけるのは心強い。いろいろ助けていただきたいです」

★東大卒の超エリート…ソングラインを管理する林徹調教師は、開成高から東大卒という競馬サークルでは異色の経歴を持つ。2018年3月に開業し、7日現在JRAで48勝。重賞はクレッシェンドラヴで2勝(福島記念、七夕賞)。なお、東大出身の現役調教師は、他に同じ美浦トレセンで厩舎を構える小笠倫弘調教師がいる。

★併入も手応えで圧倒…ソングラインは馬なりで美浦Wコース5ハロン67秒6-12秒6をマーク。外グルアーブ(2勝クラス)を手応えで圧倒して併入した。栗東から駆けつけて感触を確かめた池添騎手は「相手に並びかけるときにスーッと反応していった。乗った感じは長く脚を使えそう。枠順や馬場にもよるけど、スタートをしっかり決めていい位置で競馬をしたい」と意欲たっぷりだ。

★桜花賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載